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【コスモポリタン・エンターテインメントの追求】
〜今、求められるグローバル戦略とビジネスモデルの大転換〜
10月23日(水)
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
TMTユニット 執行役員 マネージングディレクター
越智 隆之(おち たかゆき) 氏
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
TMTユニット マネージャー
松藤 充比古(まつふじ あつひこ) 氏
日本全体が人口減少社会に直面し、国際競争力が全体的に低下するなかマンガやアニメ、ゲームなどに代表される日本のコンテンツ産業は世界的にも幅広く支持され、グローバル産業化するポテンシャルを持っている。ただし、コンテンツ自体の競争力は高い一方、ビジネスモデルや投資スキーム・パートナリング等の事業面での課題は多く発展途上であるのが現状である。コンテンツ消費の中心が旧来型のマスメディアからインターネットに移るなかで日本で成果を上げたのちに海外展開する従来型とは異なる新たなモデルが必要と捉えており、本セッションでは「コスモポリタン・エンターテインメント」のコンセプトに基づきメディア・エンタメ産業が直面する壁と勝ち筋について解説させていただきます。
(弊社にて2024年4月に刊行した書籍「価値循環の成長戦略 人口減少下に”個が輝く“日本の未来図」に基づきセッションを構成する予定です)
1.メディア・エンターテイメント産業の現在地と構造課題
2.メディア・エンターテイメント産業の目指す姿
-コスモポリタン・エンターテインメント
3.日本企業が直面する課題と乗り越えるべき3つの壁
・グローバル化の壁:海外展開を阻む「国内中心主義」
・組織間の壁:組織戦への移行を阻む「天才依存」
・短期思考の壁:長期目線での「資金調達力・リスクテイク不足」
4.コスモポリタン・エンターテインメント実現のための3つの勝ち筋
・グローバル展開を加速させるディストリビューターへの業態転換
・業界大連合でグローバル組織戦への挑戦
・IPホルダーのビジネスモデル大転換による投資の呼び込み
5.質疑応答/名刺交換
大手通信キャリアの海外M&A部門を経て現職。ゲーム・放送・漫画等のメディア・エンターテイメト領域の新規事業開発・事業戦略関連のPJに多数従事するほか、AI・Robbotics・5G等のEmerging Tech領域に関わるプロジェクトを多く手掛けている。
放送・コンテンツなどの領域に関連する事業者を中心に、戦略策定支援及び経営管理・業績管理領域に従事。海外メディア市場・法規制・視聴者動向などの調査経験をベースに、コンテンツの海外展開に向けた戦略立案・政策提言など、デジタルへの変革を推進するメディア事業者に対し、時代に合わせた成長を多面的に支援するプロジェクトへの参画を継続している。