SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ受講/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
新技術起点での脱炭素ビジネスの発掘法

全固体蓄電池のインパクトと新規事業の見つけ方

No.
S24306
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2024年 8月22日(木) 13:00~17:00
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受講料
1名につき 33,110円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。


※個人でのご参加はご遠慮くださいますようお願い致します。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

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パンフレット よくあるご質問

8月22日(木)

全固体蓄電池のインパクトと新規事業の見つけ方

(株)リーディング・イノベーション 代表取締役社長
新規事業開発上級職人
芦澤 誉三(あしざわ よしぞう) 氏

13:00~17:00

新しい技術がきっかけとなって新市場が生まれていることは、歴史を振り返っても間違いありません。
エネルギー市場においては、企業活動における再生可能エネルギーへの急速なシフトの動きや補助金の増設など、著しい変化が起きています。また、CO2を有用な商品に変換する技術など、技術面での変化もあります。特に蓄電池については飛躍的な商品である全固体蓄電池の発売が間近な状況となっています。
本セミナーは、全固体蓄電池を起点として、新たに生まれるであろうビジネスチャンスについて解説するものです。
蓄電池は、再生可能エネルギー比率を高めていくための必須の商品ですが、応用性と汎用性の高い機能製品技術という見方もできます。これまでとは性能面で大きな違いのある全固体蓄電池により、蓄電池と他の製品との組合せによる新たな商品カテゴリーが生まれる可能性が考えられます。また、その商品カテゴリーから新たなサービス業が生まれるという新市場創出のシナリオも考えられます。 
本セミナーは、開発されつつある飛躍的に性能が高い全固体蓄電池を起点に、どのような新市場が生まれるのか、その可能性をビジネス構造マップを用いて紹介します。エネルギー分野に留まらず、新たな仮説を生み出すプロセスと共に、ビジネスヒントについても解説していきます。

1.電力エネルギー市場の構造と変遷と現状
  ・企業に影響を与える国のエネルギー計画
  ・電力行政における最近の変化
  ・変化による需要家企業と参入企業への影響

2.電力市場の構造的理解
  ・電力を売買する市場の概要
  ・発電事業者と需要家、電力流通と情報流通
  ・再エネを普及させる仕組み
  ・電力に関連する補助金状況

3.エネルギー市場における気になる新旧の発電技術
  ・アジア市場で成長するWTE(Waste to Energy:ゴミ発電)
  ・日本におけるWTEの使い方と可能性
  ・バイオマス発電の可能性
  ・太陽光発電の新製品動向

4.蓄電池の市場動向
 ①蓄電池市場の概要
  ・蓄電池の種類と普及状況
  ・蓄電池の技術動向
  ・蓄電池の将来展望
 ②蓄電池の普及を後押しする行政の動向・事業特性とは
  ・蓄電池普及の課題
  ・蓄電池の普及を後押しする行政の動き

5.発売間近の全固体蓄電池(定置用)の概要
  ・全固体蓄電池の概要(何が違うのか)
  ・再エネと蓄電池との関係
  ・全固体蓄電池によってもたらされるインパクトの仮説

6.新技術を起点とした新規事業の見つけ方
  ・新技術による市場創出のメカニズム
  ・潜在ニーズを掘り起こすロジックと新技術との関係
  ・商品・サービスを目的型と機能型で分類する
  ・新規事業テーマ探索のための技術分析
  ・技術起点での探索領域設定のやり方
  ・ビジネス構造マップの有用性と作り方
  ・顧客価値の体系と環境価値の位置付け

7.全固体蓄電池を起点としたビジネスチャンス
  ・蓄電池を用いた既存ビジネスの現状
  ・RE100、REAction等脱炭素の動きと蓄電池の関係
  ・エネルギー市場における顧客価値の体系は
  ・全固体蓄電池の機能的、性能的特徴
  ・全固体蓄電池起点での探索領域の設定案
  ・全固体蓄電池のビジネス構造マップ案
  ・ビジネス構造マップから新規事業のチャンスを見つける
  ・脱炭素市場におけるビジネスモデルの特徴

8.質疑応答/名刺交換

芦澤 誉三(あしざわ よしぞう) 氏
1982年 早稲田大学理工学部卒業。石油開発のエンジニアリング会社を経て、日本能率協会コンサルティングに入社し、約13年間、新規事業開発およびマーケティング関連のコンサルティングを行う。その後、一部上場メーカーにて新規事業開発に携わり、別会社として独立し取締役に就任。ソフトウェアベンチャーの役員を経て、現在、(株)リーディング・イノベーションの代表取締役/新規事業開発上級職人として、大手・中堅の新規事業開発、研究所発の新規事業開発、フュージョンベンチャーの創出など、新規事業プロデュースの支援を行っている。
【主な著書・論文】
「事業化プロデューサー養成講座」明日香出版社/「ビジネスレイヤー別新規事業開発実践ガイド」企業研究会/「技術シーズの新規事業開発への結びつけ方」(経営センサー)東レ研究所/「新規事業に立ちはだかる壁に挑む(16回連載)」(ビジネスリサーチ)企業研究会/「顧客満足を先取りする“提案開発アプローチ”」(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス)ダイヤモンド社他多数
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