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【実世界応用による新たな価値創出】
〜デジタルアイデンティティ技術が導く情報環境の未来〜
4月23日(火) 終了済
株式会社電通グループ
電通イノベーションイニシアティブ
プロデューサー
鈴木 淳一(すずき じゅんいち) 氏
お金持ちや高タイパといった属性分類や住所や氏名のゆらぎ除去による名寄せなどの情報処理が一般化したことで、社会に受け入れられるために自らのアイデンティティを化粧したり偽ったりする生活者も登場してきた。しかし本来アイデンティティはタイパやコスパなどのパフォーマンス指標で評価されるものではないし、若年から老齢へと至る過程において当人が主体的に変化させることはあっても、時代とともに変容するようなものでもない。
何もしたくない、ラクをして生きていきたいといった、従来のパフォーマンス指標では計測対象外となっていたアイデンティティ情報を可視化する先進テクノロジーの登場により、社会と個人の関係はどのように変化していくのだろうか、アイデンティティ技術が導く多元的自己とそれへの評価について未来の情報環境を概観する。
1.Web3時代のデジタルアイデンティティの未来
2.実世界での応用事例の紹介
3.ブロックチェーンやAI技術の社会的影響と倫理的な問題
4.ブロックチェーンやAIの未来のトレンドとリスクなどの予測
5.質疑応答/名刺交換
株式会社電通グループのR&Dセクターである電通イノベーションイニシアティブにてプロデューサーを務めるほか、一般社団法人ブロックチェーン推進協会の理事、放送大学の客員准教授などを兼務。プラットフォームフリーかつトラストアンカーレスのトークンエコノミーが導く未来についてホワイトペーパー「Blockchain 3.0:Internet of Value」にて概念化し、近著・監修『Social City』(Springer)、『ブロックチェーン3.0』(NTS)、『DX事例100選』(NTS)にて具体化を試みている。