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【日米最前線】
〜新たな収益モデルとグローバルIP戦略〜
10月10日(木) 終了済
NSI Research社 社長 北米ITアナリスト
若山(テッド)隆(わかやま てっど たかし) 氏
日本テレビ放送網(株)
コンテンツ戦略本部 海外戦略センター
シニアフェロー
西山 美樹子(にしやま みきこ) 氏
コロナ後、海外取引は正常化したがコンテンツビジネス市場は大きく変化。ストリーミング事業全盛期だったコロナ前から進化し、コンテンツホルダーは複合的なマネタイズを求められるようになった。日本の海外展開事情・北米の新たな市場構造など最前線の模様を両氏が徹底解析する。
<1>コンテンツの生き残りをかけた新戦略
西山 美樹子 氏 【13:00〜13:30】
グローバルプラットフォームへの高額なライセンス枠を奪い合う構造から、いかにIPの権利と多角的な収入を確保するかに世界市場は変化。溢れるコンテンツの中で認知され、日本各社が生き残るには、自社ビジネスにはなかった新たなノウハウとフローを学び、実践することが急務となっている。
1.放送各局と政府のコンテンツ海外展開施策の現状と課題
2.“二次”利用は過去のものに〜IP確保と複合戦略
3.グローバルなファンダム形成の必要性
<2>ストリーミング事業の新たな展開
若山(テッド)隆 氏 【13:30〜14:00】
Disney等の大手テレビネットワーク事業者の参入とFASTの普及によりストリーミング事業に広告モデルが加わり、新しい展開が始まった。ネットワークはコンテンツを広告媒体にすることで、Google、Amazon、Netflix等のインターネット勢に対抗し、さらにCTVのホーム画面を持つRoku、Samsung、LG等のCTVプラットフォームも広告事業に参入し、三つ巴の争いになっている。
1.Direct-to-ConsumerとFASTのインパクト
2.CTVプラットフォームの勢力
3.放送広告対CTV広告対インターネット広告
<3>ディスカッション&質疑応答
西山 美樹子 氏/若山(テッド)隆 氏 【14:00〜15:00】
1.西山氏&若山氏のディスカッション(30分)
2.質疑応答/名刺交換(必要に応じ30分まで)
1986年に米国のエレクトロニクス分野の調査コンサルティング会社・ストラテジック社の調査部長であった日本人アナリストの若山(テッド)隆氏によって設立。現在、カリフォルニア州のシリコンバレーを拠点に、放送・通信分野をはじめコンピュータ・データ通信・コンシューマエレクトロニクス分野等を中心に調査を行い、更に調査結果の分析に基づいたコンサルティングを提供している。また、デジタル放送とブロードバンドTVの情報サービス The Compass、その他のレポートも出版している。
90年日本テレビ入社。報道局にて記者(政治・外報)・番組ディレクター、94年にオックスフォード大留学。05年から「ズームイン!!SUPER」プロデューサーなど。12年以降、海外ビジネスに従事し、番販・新規事業・総務省事業など。