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2024年度診療報酬改定と病院経営〜診療報酬改定と介護報酬改定でシナジーを狙う〜
3月16日(土) 終了済
高崎健康福祉大学 健康福祉学部 医療情報学科 教授
木村 憲洋(きむら のりひろ) 氏
2022年の診療報酬改定は新興感染症対策が中心の改定となっていました。2024年の診療報酬改定は、物価の上昇や賃金の上昇という外部環境の変化を加味するとマイナスの改定であることは間違いありません。
2024年の診療報酬改定は、重点課題として「現下の雇用情勢も踏まえた人材確保・働き方改革等の推進」が言われています。医療従事者の人材確保や賃上げ、タスクシフトやシェア、業務効率化のためのICTの活用など働き方改革に向けた取り組みを評価することとしています。2025年へ向けて医療・介護政策を展開してきた厚労省は、これから先の高齢化率が高い社会に向けた政策をどのように進めて行くのか、2024年の診療報酬と介護報酬の改定が総決算となります。
本講演は、次に続く2035年へ向けて病院経営を考えるための機会にしたいと思います。
1.診療報酬に関する基本的な考え方
2.診療報酬改定と病院経営への影響
3.急性期、地域包括ケア病棟、回復期リハビリ病棟、療養病棟の改定
4.在宅医療の診療報酬点数の変更としくみ
5.診療報酬改定と介護との連携
6.質疑応答/名刺交換
武蔵工業大学工学部機械工学科卒業、国立医療・病院管理研究所専攻科・研究科修了
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科博士課程満期退学(医療経済)
神尾記念病院、今井病院を経て、高崎健康福祉大学(現職)
ITヘルスケア学会理事、診療情報管理士会評議員など
【著書】
病院のしくみ(日本実業出版社)、病院の仕事としくみ(ナツメ社)、病院経営のしくみ(日本医療企画)、
師長の病棟経営数字(日総研出版)、師長の役割・責任・目標・行動(日総研出版) など