SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

令和6年度診療報酬改定と
回復期リハビリテーション医療の運営改革

〜地域と急性期病院から選ばれる回復期リハビリテーション病棟になるために何をすべきか〜

No.
S24094
会 場
AP虎ノ門
東京都港区西新橋1-6-15
NS虎ノ門ビル
開催日
2024年 3月14日(木) 14:00~17:00 終了済
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受講料
1名につき 33,440円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

3月14日(木) 終了済

Ⅰ.令和6年度医療・介護・福祉同時改定を受けて、
  これからのリハビリテーション医療のあり方を考える
  -同時改定を受けてどう対応するか-

医療法人社団保健会 東京湾岸リハビリテーション病院 院長
一般社団法人日本リハビリテーション病院・施設協会
副会長
一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会 理事
一般社団法人全国デイ・ケア協会 会長
近藤 国嗣(こんどう くにつぐ) 氏

14:00~15:25

リハビリテーション医療は、2000年に回復期リハビリテーション病棟と介護保険制度が制度化されたことにより拡大してきた。一方で、急性期リハビリテーションの実施体制、医療・介護連携は十分といえない状況であった。今回の同時改定においては、急性期医療の入院期間短縮とあわせたリハビリテーション医療の充実、介護保険のリハビリテーションとの連携強化、さらにリハビリテーション・口腔・栄養の推進など、リハビリテーション医療全体の変革が求められている。同時改定を受けて、地域の中で自院が行うべき回復期・生活期リハビリテーション医療を改めて整理する必要がある。

1.社会保険制度におけるリハビリテーション医療の現状
2.リハビリテーション医療における課題
3.リハビリテーション医療領域の医療・介護・福祉改定の概要
4.今後の回復期・生活期リハビリテーション医療の方向性
5.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.令和6年度診療報酬改定と今後の回復期リハビリテーション医療
  -選ばれる回復期リハビリテーション病棟へ-

京都大原記念病院グループ 京都大原記念病院 副院長
一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会 会長
三橋 尚志(みつはし たかし) 氏

15:35~17:00

2000年度診療報酬改定で制度化された回復期リハビリテーション病棟は、2008年度改定から様々な臨床指標による質の評価が始まり、2016年度改定からはアウトカム評価(実績指数)が導入され、効率の概念(ADLを向上して早期に退院する)が導入された。2020年度改定では発症から入院までの期間制限が撤廃され、2022年度改定では開設2年以上の病棟には全て在宅復帰率と入院患者の重症度割合が義務化され、重症度割合も入院料1、2では4割と高い設定がなされた。このような2年ごとに高い要件が設定されても7割以上の病棟が入院料1を算定している。全国の回復期リハビリテーション病棟病床数も94,000床を超え、量的整備はほぼ終了し、地域格差の是正が求められる。職種による差は存在するものの、全地での療法士数はかなり充実している。今後、回復期リハビリテーション病棟が生き残っていくためには、病院の機能をさらに充実して、急性期病院と地域に選ばれる回復期リハビリテーション病棟にならなければならない。

1.回復期リハビリテーション入院料1〜5の特徴
2.重症者割合の増加と身体拘束
3.疾患別リハビリテーションと体制強化加算の動向
4.今後の回復期リハビリテーション病棟
5.質疑応答/名刺交換

近藤 国嗣(こんどう くにつぐ) 氏
1988年 東海大学医学部卒。慶應義塾大学医学部リハビリテーション科入局(初期研修)。
東京都リハビリテーション病院、慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター、埼玉県総合リハビリテーションセンター、慶應義塾大学病院、東京専売病院、川崎市立川崎病院を経て、2007年より東京湾岸リハビリテーション病院 院長。1999年 博士(医学)学位取得(慶應義塾大学)。2001年〜慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室非常勤講師。2022年〜慶應義塾大学医学部客員教授(リハビリテーション医学教室)。
【主な役職】
・(一社)全国デイ・ケア協会 会長
・(一社)日本リハビリテーション病院・施設協会 副会長
・(一社)回復期リハビリテーション病棟協会 理事
・(一社)日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT) 副代表
・(公社)全国老人保健施設協会 常務理事
他、多数
三橋 尚志(みつはし たかし) 氏
1982年 京都府立医科大学卒、同大学整形外科入局。
1991年 大原記念病院 勤務(リハビリテーション部長)。
2001年 大原記念病院 院長(6年間)。2007年 介護老人保健施設「博寿苑」施設長。
2014年より現職。
【主な役職】
・京都府立医科大学リハビリテーション医学 臨床教授
・(一社)回復期リハビリテーション病棟協会 会長
・(一社)日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT) 監事
・(一社)日本リハビリテーション医学教育推進機構 学術理事
・京都府リハビリテーション教育センター 運営委員
・京都リハビリテーション医学研究会 幹事  他、多数