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何を考え、どのような優先順位で対策を行えばよいのか?
1月24日(水) 終了済
愛知医科大学 医療情報部長・特任教授
一般社団法人 医療ISAC 代表理事
深津 博(ふかつ ひろし) 氏
医療機関のランサムウエア被害多発を受けて、厚労省ガイドラインの改訂や医療法施行規則の一部改正に伴う保健所の立入検査等の行政対応も進んでいる。
本講演では、事例から導出される教訓をもとに、厚労省ガイドライン6.0版に基づく、医療機関が導入すべき対策について、特に重要と思われる考え方について整理する。またサイバーセキュリティ対策構築に際しての電子カルテ等の事業者との関係性の在り方や、ランサムウエア以外の被害の事例やその対策についても概説する。
1.医療ISACの活動内容(最新版)ご紹介
2.厚労省ガイドライン改訂と医療法施行規則の一部改訂に伴う立入検査について
3.医療におけるサイバーセキュリティ人材のご提供について (医療ISAC Shared CISO)
4.メールセキュリティおよびウエブセキュリティの重要性について
5.厚労省ガイドラインおよび立入検査・個別指導対応のための医療ISAC版サイバーセキュリティチェックリストとその活用法について
6.質疑応答
公益財団法人湯浅報恩会寿泉堂綜合病院
経営・システム企画室
鈴木 紀男(すずき のりお) 氏
新たに改版された医療情報ガイドライン6.0版と「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」をもとに、運用管理規程の修正や障害対応マニュアル作成など、立入り検査までに行った院内の取組みの一例とその結果についてご報告する。
1985年 名古屋大学医学部卒業。
2002年 名古屋大学医学部附属病院 放射線部助教授。
2005年 日本医療コンシェルジュ研究所設立・代表理事就任。
2009年 愛知医科大学病院 教授・医療情報部長。
2014年 メディカルITセキュリティフォーラム設立・代表理事就任。
2018年 米国 Health ISACと事業提携。
2019年 メディカルITセキュリティフォーラムを医療ISACに改称。
経済産業省・総務省の医療ガイドライン検討会議委員
IPA民法改正に伴うソフトウエア開発事業者のためのモデル契約作成プロジェクトチーム委員
2020年 Health ISAC Council Japan日米共同代表就任。現在に至る。
2006年 公益財団法人湯浅報恩会 寿泉堂綜合病院入職 医事課
2015年 公益財団法人湯浅報恩会法人本部 医療情報室主任
2017年 公益財団法人湯浅報恩会 寿泉堂綜合病院 経営・システム企画室係長
2023年 公益財団法人湯浅報恩会 寿泉堂綜合病院 経営・システム企画室長