SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

2024年度診療報酬改定の徹底解説と
「在宅医療」成功の秘訣

No.
S24055
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2024年 3月 9日(土) 14:00~17:00 終了済
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受講料
1名につき 33,000円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

3月 9日(土) 終了済

2024年度診療報酬改定の徹底解説と
「在宅医療」成功の秘訣

医療法人社団永生会 特別顧問
中村 哲生(なかむら てつお) 氏

14:00~17:00

2024年は医療・介護・福祉のトリプル改定の年です。現在、来年度の改定に向け様々な議論が行われています。その中で在宅医療についても改定が有るでしょう。第7次改訂から第8次改訂における引き続きの課題となっていますが、全国各地の地域差に隔たりの大きさがあり、その整備状況を踏まえた改定が行われます。在宅医療においての課題整備ですが、2021年8月25日の社会保険医療協議会の総会において以下のような議論がありました。
ポイントとしては
 ①「かかりつけ医が外来の延長で在宅医療を行っている医療機関と在宅医療専門の医療機関とでは
   提供される医療の効率性が大きく異なる」
 ②「提供される効率性が大きく異なる事を踏まえた改定が必要」
 ③「安易に量の確保を追及するとかかりつけ医と在宅医の連携が分断されて質が低下するという問題がある」
 ④「また質の追及が過ぎると在宅医療に参入する医療機関が増えない」
 ⑤「24時間の対応を義務とするのでは無く、すぐに入院できる病院との連携など地域でチーム医療として行えるようにする」
 ⑥「他の医療機関と連携して在宅医療を提供する場合の報酬の在り方を検討するべきである」
といった議論がありました。
この議論はまさに在宅医療の現在の課題であり、この内容を踏まえた診療報酬改定が行われようとしています。
過去10年間、厚生労働省は在宅医療の普及を目指すために様々な誘導を行ってきました。地域包括ケア病棟や初診料における包括的支援加算の算定条件に在宅医療の届け出などによる誘導もありました。また届け出だけではなく、一定数の在宅患者のノルマ的な誘導もあります。間もなく在宅患者推定130万人時代が来ます。その患者さんを受け入れるための在宅医療機関の新規の参入が必要でもあります。一方で、在宅医療機関の参入について一定の効果もあり在宅医療を行う医療機関は増大しました。特に200床未満病院の在宅医療の新規参入は目立っています。地域により在宅患者の取り合いというような事が起こっている所もあります。在宅医療の提供が過剰なエリアではより差別化が必要であり、サービス競争となっているエリアもあります。一人医師在宅医療機関の医師の疲弊も見られます。今後はより組織化が進む一方で、連携型の在宅医療というのも増加する事が予想されています。連携型がうまくいっているところ、形だけの連携で機能していない所など連携においても地域差があるようです。
在宅医療を推進する一方で監査、指導なども厳しさが増しています。今後、在宅医療を行うに当たり一層のノウハウが必要となってきています。私共、永生会も在宅医療を推進しています、ご参考になることも有ると思いますのでお伝えできれば幸いです。

中村 哲生(なかむら てつお) 氏
1988年 東海大学 工学部卒。ペンシルベニア州テンプル大学 語学留学。
1990年 スポーツ振興(株)
1991年 (株)ミクニ
1995年 (医)黎明会 常務理事
1998年 郵政省郵政研究会 研究員
2000〜2001年 日本訪問看護振興財団 訪問看護ステーションとヘルパーステーションの効果的な機能分化に関する研究会 研究委員
2000年〜2004年 (株)エムイーネット設立 代表取締役
2001年 第15回日本コンピュターサイエンス学会 会頭、日本コンピュターサイエンス学会 理事
      かながわ福祉振興会 企画委員、テレビ神奈川 BSデジタルコンテンツ福祉政策に関する研究員
      メディカルコア「隔月間 在宅医療」編集委員
2002年 日本健康文化振興財団 理事
2004年〜2008年 メディネット(株) 取締役
2005年 NPO法人ヘルスケアリレーションズ 監事
2006年 ITヘルスケア学会 理事
2007年 オーシン(株) 取締役
2008年〜2012年 オーシン(株) 代表取締役
2012年〜2017年 (医)南星会 事務長
2017年3月 (医)永生会。同年8月 APEC参加。現在に至る。
顧問先の医療法人は43か所。講演は年間100本以上。
2019年 新日本キックボクシング協会 プロキックボクサー合格。
2020年 世界最高齢プロキックボクサーとしてギネス認定。
【著書】
「コップの中の医療村」日本医療企画より出版。
アマゾン医療ランキング1位 総合で170位。
八重洲ブックセンター 医療部門1位 ノンフィクションの部1位。