SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

欧州が目指す自動車サプライチェーンの循環性とLCAアプローチ

〜バッテリー・パスポート、ELV規則案と車載データ連携による新規参入の可能性〜

No.
S24042
会 場
会場受講はございません

開催日
2024年 1月16日(火) 10:00~12:00 終了済
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受講料
1名につき 33,220円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

1月16日(火) 終了済

欧州が目指す自動車サプライチェーンの循環性とLCAアプローチ

立教大学 経済学部 経済学科 教授
蓮見 雄(はすみ ゆう) 氏

10:00~12:00

ユーロ7は、ブレーキやタイヤの粒子状物質を規制対象としており、単なる排ガス規制ではない。また、EV化に伴うバッテリーのリサイクルは喫緊の課題であり、EUのバッテリー規則ではバッテリー・パスポートが導入され、新たに使用済み自動車(ELV)規則案も提出されている。
これが意味するのは、サプライチェーン全体の持続可能性に対する企業責任が問われる時代の到来である。企業は、LCAアプローチに基づき直ちに具体策の立案・実施に着手すべきである。残された時間は少ない。

1.EVの急速な発展:バッテリーコストの低下と公的支援
2.欧州グリーンディールとユーロ7
3.デジタル製品パスポート(DPP)の先行事例としてのバッテリー・パスポート
4.EV化に内在するサプライチェーン・リスクとELV規則案
5.問われる企業責任
 -自動車サプライチェーン全体のサステナビリティ(持続可能性)
6.メーカーの情報独占とデータ法-車載データアクセス問題
7.[ELV規則×データ法=競争政策]が生み出す新たなビジネス機会
8.LCAアプローチに基づく持続可能なサプライチェーンの構築
9.質疑応答

蓮見 雄(はすみ ゆう) 氏
立教大学経済学部教授。専門はEU経済、特にEUのエネルギー環境政策を中心に、EUとロシア、中国、そして日本との経済関係を視野に置きながら研究している。また、最新のロシア経済に関する論文「ロシア経済と多極化する世界(1)(2)」CISTEC Journal、2023年9月号、11月号(近刊)も執筆している。日本EU学会理事、日本国際経済学会理事、ユーラシア研究所事務局長。「NHKクローズアップ現代」、「BSプライムニュース」、「BS-TBS報道1930」、「BSテレビ東京 日経ニュースプラス9」などに出演。最近の仕事として、『欧州グリーンディールとEU経済の復興』(共編、文眞堂、2023年)、『沈まぬユーロ』(共編、文眞堂、2021年)、『国際機構 新版』(共著、岩波書店、2021年)など。