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病院・介護施設の経営改善に向けた人事・賃金制度〜人材マネジメントツールの活用と管理職の意識改革〜
12月 7日(木) 終了済
株式会社To Doビズ 代表取締役
篠塚 功(しのつか いさお) 氏
2025年には、75歳以上の後期高齢者が国民の5人に1人に達し、年間150万人以上が亡くなる高齢多死社会になると言われています。医療や介護の需要が増大する中、外国人労働者を含めた人材の確保と活用(人材マネジメント)は最重要課題であると考えます。
本セミナーでは、高齢多死社会において、これからの病院や介護施設における人材マネジメントのあり方を考え、職員の働き甲斐の向上と生産性と組織業績の向上を目指した人事・賃金制度の導入と運用について説明します。なお、具体的なイメージができるように、事例に基づく解説に努めます。さらに、それらの事例は、病院や介護施設で、自ら制度の見直しができるよう、できるだけデータで差し上げます。病院・介護施設等の幹部および人事ご担当者様の参加を心よりお待ちしております。
1.人材マネジメントと管理職の役割
〜管理職の役割は人材をマネジメントし生産性を上げることである〜
(1)マネジメントの基本と管理職の役割
2.等級制度と賃金制度
〜賃金と仕事の大きさの一致(報酬=組織貢献)〜
(1)人事理念と人材ビジョン
(2)病院・介護施設に適した等級制度
(3)職能資格制度と役割等級制度(ハイブリッド型等級制度)
(4)賃金表のあるべき姿(職種別賃金表、昇格昇給の仕組み)
(5)管理職以上には役割業績給でインセンティブを持たせる
3.低成長時代における新たな賃金制度
〜人件費のコントロールと公平公正な処遇〜
(1)定期昇給額を経営状況に応じて変動させる「ポイント制範囲給表」の導入
(2)マイナス昇給(減給)を取り入れた、これからの賃金表のあり方
(3)部門業績を反映させる賞与制度
4.人材マネジメントに有効な目標管理と役割行動評価
〜管理職が自らの役割を果たすために必要な評価の仕組み〜
(1)人材マネジメントのツールとしての目標管理と役割行動評価
(2)育成段階をサポートするキャリア開発ラダー
5.目標管理制度の運用で組織業績の最大化を目指す
〜目標設定→進捗管理→目標達成→組織業績の最大化〜
(1)部署の目標設定とマネジメント
(2)個人の目標設定のポイント
(3)進捗管理と目標達成
(4)管理職の目標設定のあるべき姿
(5)介護施設の経営職の業績評価
6.医師のマネジメントと人事・賃金制度
〜医師と共に組織業績の最大化を目指す〜
(1)医師の等級制度と賃金制度(業績給と業績賞与)
(2)医師の目標管理制度と多面評価
7.人事・賃金制度導入の手順と期間
8.質疑応答
【付録】(下記資料をデータで差し上げます)
・セミナー講義添付資料一式
・賃金表作成等シート(段階号俸表作成運用シート、ポイント制範囲給表作成運用シート)
・人事評価マニュアル
1982年、河北総合病院(現、社会医療法人河北医療財団)入職、財団本部人事課長・事務次長、総合病院本院・分院事務部長、公益財団法人日本医療機能評価機構事業部長等を経て、2008年8月To Doビズ設立。2016年6月に法人化。病院や介護施設等の人事・賃金制度構築のコンサルティングを行ない、支援した法人数は60に上る。
他に、産労総合研究所付属日本賃金研究センター主任研究員、一般社団法人看護職の採用と定着を考える会理事