SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

閣議決定されたGX基本方針と日本版カーボンプライシングの狙い

No.
S23236
会 場
会場受講はございません

開催日
2023年 5月17日(水) 10:00~12:00 終了済
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受講料
1名につき 33,600円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

5月17日(水) 終了済

閣議決定されたGX基本方針と
日本版カーボンプライシングの狙い

(公財)地球環境戦略研究機関 
上席研究員/シニアフェロー
(有)クライメート・エキスパーツ 代表取締役
松尾 直樹(まつお なおき) 氏

10:00~12:00

新たに策定されたGX基本方針は、今後10年間の日本の採っていくロードマップと、それを実現するに必要な150兆円(うち政府分20兆円)を示したものである。そのため、現在のエネ特をほぼ倍増するその財源として戦略的に設けられる新たな債券と、その2050年までの償還原資としてカーボンプライシングが導入されることとなった。ここではその全体像をどう読むか、そしていくつかのロードマップの内容をどう理解すべきか、従来型とはいささか異なるカーボンプライシングはどのようなものか、などの点において、日本の気候変動政策および産業論的考察を行い、企業としての意思決定に資する要素を抽出する。

1.気候変動問題の現状
 (1)国際制度面
 (2)国内排出トレンドと国内の対応

2.GX基本方針の概要
 (1)全体の考え方と戦略性
 (2)資金ソースとしてのカーボンプライシング
   2-1 GX-ETS(パイロットおよび2026年度以降)
   2-2 炭素に対する賦課金
   2-3 本来のカーボンプライシングとの対比
 (3)ロードマップの内容とその理解すべき点
 (4)軌道修正に関する点

3.企業の意思決定におけるインサイト

4.質疑応答

松尾 直樹(まつお なおき) 氏
■現在
(有)クライメート・エキスパーツ 代表取締役 (温暖化コンサルティング) (2002-)
(株)PEARカーボンオフセット・イニシアティブ 代表取締役 (途上国ビジネス) (2007-)
(株)クールイノベーション 取締役 (革新的冷蔵技術・途上国コールドチェーン) (2020-)
(公財)地球環境戦略研究機関 上席研究員/シニアフェロー (気候変動戦略研究) (2017-)
慶應義塾大学 非常勤講師 (大学院低炭素関係) (2009-) 等
■その他
(財) 日本エネルギー経済研究所 (気候変動と電力の研究) (1991-1998)
(財)地球環境戦略研究機関 (気候変動問題戦略研究) (1998-2002)
(財)地球産業文化研究所 (IPCC) (1998-2001) 等
大阪大学大学院理学研究科物理学専攻 博士後期課程修了 (理学博士)