SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

水素・アンモニアの導入関連政策と動向

No.
S23172
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2023年 4月18日(火) 13:00~17:00 終了済
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受講料
1名につき 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
主 催
公益財団法人 原総合知的通信システム基金

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

4月18日(火) 終了済

Ⅰ.カーボンニュートラル時代における水素政策の今後の方向性

経済産業省 資源エネルギー庁 
省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギーシステム課 
水素・燃料電池戦略室長
安達 知彦(あだち ともひこ) 氏

13:00~13:55

2050年カーボンニュートラル実現に向けた鍵である水素。経済産業省では「作る、運ぶ・貯める、使う」という水素のサプライチェーンに注目しながら、水素社会実現に向けた政策を推進しています。今回は、支援制度を中心に政策の概要と最新動向をご紹介します。

1.カーボンニュートラルへの道筋
2.水素の社会実装と5つの戦略分野
3.GXの実現に向けた基本方針
4.支援制度の概要
5.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.カーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けて

国土交通省 港湾局 CNP推進室長
辻 誠治(つじ ともはる) 氏

14:00~14:55

国土交通省では、2050年カーボンニュートラル等の政府目標の下、我が国の産業や港湾の競争力強化と脱炭素社会の実現に貢献するため、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化や、水素等の受入環境の整備等を図るカーボンニュートラルポート(CNP)の形成を推進しています。
今回は、CNPの背景や目指す姿、CNPの形成に向けた取組、CNPの形成を推進するための方策等についてご紹介します。

1.CNPの背景と目指す姿
2.CNPの形成に向けた取組
3.CNPの形成を推進するための方策
4.質疑応答/名刺交換

Ⅲ.ゼロエミッション火力の取組み(アンモニア混焼発電実証事業など)

株式会社JERA 企画統括部 脱炭素推進室長
高橋 賢司(たかはし けんじ) 氏

15:05~16:00

JERAは、2050年CO2ゼロエミッションに挑戦し、再生可能エネルギーの導入とゼロエミッション火力の実現に取り組んでいる。水素・アンモニアを利用したゼロエミッション火力の実現に向けた専焼・混焼の技術開発と、新たな水素・アンモニアのサプライチェーンの構築に関する具体的な取組みやアジアの国、企業等と協力して、海外でのカーボンニュートラルに向けた取組みについてご紹介します。

1.JERAの事業のご紹介
2.JERAゼロエミッション2050とアンモニア火力発電導入に向けた取組み
3.カーボンニュートラルに向けた海外・アジアでの取組み
4.質疑応答/名刺交換

Ⅳ.水素エネルギーとしてアンモニアが注目されているのはなぜか?
今後、水素、アンモニアの導入はどのように進んでいくのか?

内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
IoE社会のエネルギーシステム
(エネルギーマネジメント) 
イノベーション戦略コーディネーター
元「エネルギーキャリア」
サブ・プログラムディレクター
塩沢 文朗(しおざわ ぶんろう) 氏

16:05~17:00

「カーボンニュートラル(CN)目標」の実現のための有力手段の一つとして、水素、アンモニアの導入に向けた強力な支援策が政府により講じられようとしているが、それは何故か?また、今後、水素、アンモニアの導入はどのように進み、両者の役割分担はどのようなものになるのだろうか?
これらの点についての考察を述べるとともに、可能であれば受講者の方々との意見交換を通じて、「CN目標」の実現のために必要となる取り組みについての理解を深めたい。

1.日本のカーボンニュートラル(CN)目標実現において、なぜ、水素エネルギーが重要なのか?
2.水素エネルギーとしてアンモニアが注目されているのは、なぜか?
3.アンモニア導入をめぐる内外の動向
4.アンモニアの新たな可能性
5.今後、水素、アンモニアの導入は、どのように進んでいくのか?
6.質疑応答/名刺交換

安達 知彦(あだち ともひこ) 氏
国際弁護士としてロンドンや東京を拠点として主に資源エネルギー・インフラ分野のプロジェクトやファイナンス案件に携わる。2022年7月から資源エネルギー庁にて水素・燃料電池の導入や社会実装に向けた制度整備や国際交渉などを担当。
辻 誠治(つじ ともはる) 氏
1997年に運輸省(現国土交通省)に入省。その後、港湾・空港関係の部署等を歴任、2022年7月より現職(国土交通省港湾局CNP推進室長)
高橋 賢司(たかはし けんじ) 氏
1997年に中部電力(株)に入社。主に国内・海外の火力発電のO&M・建設や、環境政策に携わる。2013年8月より米国駐在し、LNG液化事業や発電事業に従事。2021年10月より現職(脱炭素推進室長)
塩沢 文朗(しおざわ ぶんろう) 氏
内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「IoE社会のエネルギーシステム(エネルギーマネジメント)」イノベーション戦略コーディネーター(2018年度〜現在)。元SIP 「エネルギーキャリア」サブ・プログラムディレクター(サブPD)(2014〜18年度)。1977年 横浜国立大学大学院工学研究科化学工学専攻修了、1984年 Stanford大学大学院コミュニケーション学部修了(M.A.)。1977年 通商産業省入省。2003年 経済産業省大臣官房審議官(産業技術担当)。2004年 内閣府大臣官房審議官(科学技術政策担当)。2006年 退官。2008年 住友化学入社、理事、主幹を勤めたのち2021年3月退職。