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三井物産から見た〜「予防・予後」ニーズ拡大に備えたデータ活用の変革〜
6月29日(水) 終了済
三井物産株式会社
ウェルネス事業本部 戦略企画室
木下 美香(きのした みか) 氏
世界的に高齢化社会へ向かう中、デジタル技術の進化を背景にUX向上を追及した技術革新が進むと共に生活者ニーズは「治療」から「予防・予後」に拡大。一方でGAFAがヘルスケア領域へ参入するなどヘルスケア領域の境界線は曖昧になりつつあり、これらの変化はコロナ禍によってさらに加速した。これらの背景をふまえイノベーションの3要素とCOVID-19が世界に与えた影響を整理し、多様化・流動化するニーズに対する各企業の取り組み事例、ヘルステック動向を俯瞰するとともに、未来の人々の健康に関する洞察をお伝えする。
1.高齢化に進む世界と高まる人々の健康意識
2.イノベーショントライアングルとCOVID-19が世界に与えた影響
3.企業のヘルスケア取り組み動向
4.近年のヘルステック動向
5.未来の健康-ウェルネスの世界
6.質疑応答
三井物産株式会社
ウェルネス事業本部 戦略企画室 室長
永弘 智(ながひろ とも) 氏
COVID-19の前と後には、決して後戻りすることのない非連続的な構造変化が生じている。生活者や患者の価値観や行動様式の変容は、DXが異次元に加速していくこともその一つ。斯様に劇的に変化する事業環境の中で、三井物産はアジア最大規模のヘルスケアグループであるIHHという医療現場を持つ強みを活かして、患者中心で価値に基づく未来の病院のあるべき姿を志向すると共に、ヘルスケアデータを活用した業態変革、そして「予防・予後」ニーズの拡大に備え、全社を挙げた健康事業群の確立に挑む。
1.ポストコロナを見据えた事業環境
2.ウェルネス事業領域の将来構想
3.アジア最大規模病院グループIHHの成長
4.ヘルスケアデータを起点とした事業創出
5.健康事業群確立に向けた社内横断的取組
6.質疑応答
2004年 名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程修了。同年、国内大手製薬企業の医薬研究本部へ入社し、研究に従事。2017年 株式会社三井物産戦略研究所へ入社。医療ヘルスケアとマテリアル分野における国内外の技術及び市場動向調査・レポート執筆に従事。2021年1月から出向により現職にて各事業のコンサルティングおよび案件形成支援に従事。
東京大学法学部卒業、Kellogg MBA。三井物産株式会社の投資先である、アジア最第大級病院チェーンIHH Healthcare(経営企画部門)、アジア大洋州の医療従事者向け情報サービス事業MIMS(COO)に出向(在シンガポール)。帰国後、本社のIHH主管室長を経て、現職、およびIHHの代理取締役を務める。