SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
<令和4年度「情報通信月間」参加行事>

総務省の衛星・地域放送分野の政策動向と
NHK技研の研究開発

No.
S22146
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2022年 5月20日(金) 13:00~15:30 終了済
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受講料
1名につき 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
主 催
公益財団法人 原総合知的通信システム基金

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

5月20日(金) 終了済

Ⅰ.衛星・地域放送分野(衛星放送・ケーブルテレビ・コミュニティ放送)の
現状と政策動向

総務省 情報流通行政局 衛星・地域放送課長
安東 高徳(あんどう たかのり) 氏

13:00~14:10

視聴スタイルの変化等、放送を巡る環境が急速に変化する中、引き続き良質なコンテンツを全国の視聴者に届けるべく、放送の担い手には様々な課題への対応が求められています。同時に、信頼性の高い情報を発信する放送のソーシャルキャピタルとしての役割も一層期待されています。
こうした点を踏まえ、今回は衛星・地域放送分野(衛星放送、ケーブルテレビ、コミュニティ放送)に焦点をあて、その現状や政策動向を解説し、今後の展望を考えます。

1.放送分野の市場動向と環境変化
2.衛星放送の現状と「衛星放送の未来像に関するWG」報告書を踏まえた今後の政策対応(4K放送関連)
3.ケーブルテレビの現状と光化等のインフラ整備への支援
4.コミュニティ放送の現状と政策対応
5.その他(外資規制の見直し等)
6.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.新たなユーザー体験を目指すNHK技研の研究開発

NHK放送技術研究所長
今井 亨(いまい とおる) 氏

14:20~15:30

放送メディアを取り巻く環境は、ネット動画配信の普及やAR・VR等の技術の進展により、急激に変化しています。NHK技研では、未来の視聴スタイルとコンテンツ制作環境を想定して、よりリアルな新しい体験・感動の提供を目指す「イマーシブメディア」、いつでも・どこでも・誰もが必要とするサービスを届けるための「ユニバーサルサービス」、未来のメディアを創造し持続可能な社会にも貢献する「フロンティアサイエンス」を重点分野として、研究開発を推進しています。本講演では、これらの研究開発と5月末に開催予定の技研公開2022の見どころを紹介します。

1.メディア環境の変化と放送通信融合
2.イマーシブメディア(AR・VR、3D、放送高度化)
3.ユニバーサルサービス(アクセシビリティ、コンテンツ配信)
4.フロンティアサイエンス(計算機科学、認知科学、材料・デバイス)
5.技研公開2022の見どころ
6.質疑応答/名刺交換

安東 高徳(あんどう たかのり) 氏
1996年郵政省(現総務省)入省。2002年から内閣官房知財事務局(著作権、コンテンツ振興担当)、2004年から総務省コンテンツ流通促進室で放送分野を含むコンテンツ流通の円滑化を担当。その後、ジュネーブ代表部、総務省(料サ課、事政課、番企室)で通信政策に従事。2013年から3年間佐賀県鳥栖市副市長としてCATVや難視聴対策を含む地域振興行政を推進。2019年から内閣官房デジタル事務局参事官としてスマートテレビへの対応を含むプラットフォームビジネスに関するデジタル競争政策の立案に参画。2021年7月から現職。
今井 亨(いまい とおる) 氏
1987年 日本放送協会入局。1990年から放送技術研究所音響聴覚研究部において音声認識によるリアルタイム字幕制作の研究に従事。2002年 放送技術研究所(ヒューマンサイエンス)主任研究員。2012年より技術局計画部において地上デジタル放送運用規定や8Kスーパーハイビジョンの標準化を担当。2014年より放送技術研究所研究企画部長、2018年より副所長を務め、2021年に放送技術研究所長に就任。博士(情報科学)。