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【飛躍する中国自動車産業の脅威】
〜EV×知能ネット化/「ファーウェイ・インサイド」、「アポロ・ムーン」、「ロボタクシー」等の先進動向〜
2月18日(金) 終了済
東京大学 社会科学研究所 教授
丸川 知雄(まるかわ ともお) 氏
2020年後半から中国では新エネルギー自動車(EVとPHV)の販売が急増し、2021年には年間300万台を突破した。すでに新車販売の1割以上がEVやPHVとなっている。自動車メーカーや大手IT企業が自動運転車の開発を急ピッチで進めており、すでに一部の地域では自動運転タクシーが運行している。
本講演では中国のEVシフトと自動運転の現状を分析し、注目企業を紹介する。また、EVシフトと自動運転の展開がもたらす産業構造の変化を明らかにし、それが日本や世界の自動車産業にどのようなインパクトをもたらすのか検討する。
1.中国におけるEV・PHVの生産と販売
2.中国の知能ネット自動車(自動運転車)の現状
3.注目企業(自動車メーカー、新勢力、大手IT企業)の現状
4.EV化と自動運転がもたらす産業構造の変化
5.日本・世界の自動車産業に及ぼすインパクト
6.質疑応答/名刺交換
1964年生まれ。1987年 東京大学経済学部卒業。1987〜2001年 アジア経済研究所に勤務。
2001年〜現在 東京大学社会科学研究所に勤務。2007年より同研究所教授。
主著:『現代中国経済・新版』有斐閣 2021年、『タバコ産業の政治経済学』昭和堂 2021年、『チャイニーズ・ドリーム』ちくま新書 2013年、『現代中国の産業』中公新書、2007年。