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【アマゾン、グーグルも本格参戦】
〜普及加速に向けた先端事例に見る共存社会と市場拡大の展望〜
1月12日(水) 終了済
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
プリンシパル
有木 俊博(ありき としひろ) 氏
様々な社会課題の解決手段の一つとしてロボット活用は注目を集めている。しかしながら導入に向けたコスト問題や機能限界により、限られた用途から段階的に普及が推し進められるにとどまり、生活支援分野やサービス産業分野も含めた本格普及までの道のりは険しい。
ここにきてCOVID19がもたらす行動様式の変化がロボット利用拡大を促しつつある。またロボットの導入方法も技術開発ありきではなく、社会インフラ整備による導入容易性向上の検討も進められており普及の素地が整いつつある。それでもまだ普及の加速には足りないピースがある。
本講演では、ロボットの利用価値を高めるためのアプローチを海外事例も交えて多面的に示しながら、市場形成加速の在り方を示す。
1.ロボット市場概論
2.COVID19によるロボット導入加速
3.環境整備によるロボット導入加速
4.諸外国のロボット利活用動向
5.ロボット市場形成加速の在り方
6.質疑応答/名刺交換
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
パートナー
三ツ谷 翔太(みつや しょうた) 氏
リアルとバーチャルをつなぐプラットフォームとして注目を集めているデジタルツイン。かつてはモノづくりの設計ツールと捉えられていたが、いまや、その対象は都市全体に及ぶ。つまり、デジタルツインとは、街全体をデジタル化することでインフラ間の連携を促すものであり、その対象はロボットをも含む。
本講演ではデジタルツインの動向や先進事例を紐解きながら、ロボットとの連携による社会的インパクトの可能性について紹介する。
1.デジタルツインとは
2.今後の展望
3.国内外における先進事例
4.ロボットとの連携がもたらすインパクト
5.質疑応答/名刺交換
アーサー・ディ・リトルに自動車・生産設備分野のコアメンバーとして長期ビジョン策定、研究開発戦略、事業戦略立案、及び実行支援に従事。特にロボティクス分野に関するプロジェクト経験を豊富に有し、メカトロニクス×情報活用による事業テーマ開発と事業具現化の加速を中心に活動。官民連携によるロボティクス関連の技術基盤整備や事業環境整備にも深く関与し、ロボティクス普及のための環境整備施策の在り方検討にも従事。
アーサー・ディ・リトルにおけるテクノロジー&イノベーション・マネジメント・プラクティスのコアメンバーとして、企業のイノベーション戦略や官公庁の政策立案を支援。近年は社会環境や産業構造の変化を踏まえた、新たな社会システムの創出に注力しており、モビリティやエネルギー、ロボティクスおよびそれらの融合について取り組んでいる。主な著書として、「令和トランスフォーメーション -コミュニティー型社会への転換が始まる」(日経BP)、など。