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生成AI時代のGRC
10月23日(木)
東京海上ディーアール株式会社
ビジネスリスク本部 上級主席研究員
青島 健二(あおしま けんじ) 氏
昨今、大手企業においては様々な部門・委員会等が乱立し、重複(スパゲッティ化)が発生しており、効率的で迅速な経営を阻害する要因の一つとなっています。また、生成AIやサイバー攻撃、地政学といった課題は複数の部門・委員会横断での対応が必要となっており、それへの対応として、一部の企業においては「GRC会議」「GRC本部」といった名称でガバナンス、リスク管理、コンプライアンスの機能を統合させるケースが増えています。
本講演では講師が蓄積してきた経営統治、リスク管理、法令遵守のコンサルティングノウハウを結集しつつ、生成AIも用いた効率的で効果の高い経営管理の仕組み構築についてご紹介します。
1.企業における経営管理の歴史・重要性
2.経営管理の乱れにより生じた企業危機事例
3.経営管理に必要な3つの要素
(1)ガバナンス (2)リスク管理 (3)コンプライアンス
4.GRCの必要性
(1)3要素のスパゲッティ問題 (2)危機対応のアジャイル化
(3)グローバルスタンダート
5.GRC構築の流れ
(1)現状の見える化・問題分析 (2)あるべき姿のデザイン
(3)GRCツール/生成AIの活用
6.まとめ
7.質疑応答/名刺交換
1994年に製造業に入社し人事労政部門、経営企画部門で従事後、IT系シンクタンクでの勤務を経て、2005年に東京海上日動リスクコンサルティング株式会社入社。2013年から2016年までタイ国東京海上に出向しASEAN全域で活動。大手製造業、金融機関、サービス業を中心に多くの顧客を持つ。主な著書(共著)として「BIソリューション総覧」(産業技術サービスセンター)、「リスクマネジメント実務の法律相談」(青林書院)など。