SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

なぜ今、医療機関にとってDXの推進が不可欠なのか?

No.
S21529
会 場
会場受講はございません

開催日
2021年12月14日(火) 13:00~16:20 終了済
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受講料
1名につき 33,900円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLをお送り致しますので、
   開催日時にZoomにご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後に配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様は、追加料金11,000円(税込)で
 アーカイブ配信を承ります。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

12月14日(火) 終了済

Ⅰ.DXの本質を理解し医療現場に落とし込むには

医療法人輝栄会 福岡輝栄会病院 
医療情報部長/形成外科部長
山野辺 裕二(やまのべ ゆうじ) 氏

13:00~14:00

DXのXはtransformの略なので形を変えることである。「DXとは何か」と尋ねられて腑に落ちる答えをくれる人は少ない。私は「文化の更新である」という解答を好んでいる。世の中の「これぞDX」という事例から、医療福祉・介護分野にどう落とし込むかのヒントを考えたい。医療分野では時代遅れの法規や行政、顧客の嗜好などがその障壁となるだろう。それを乗り越えるのか、回避できるのかがポイントとなる。

1.DXの本質理解
2.世の中のDX事例の紹介
3.医療介護分野でのDX事例とは
4.身近な課題を通じた取り組み方
5.法規・組織・人材など問題解決への道

Ⅱ.病院経営層は医療DXをどう捉え、どう動くべきか

公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 
情報システム部 部長
藤川 敏行(ふじかわ としゆき) 氏

14:10~15:10

医療機関が抱える様々な課題解決には、DXの推進が不可欠である。しかし、病院としての主体性や計画性の有無により、もたらされる効果は大きく変化する。病院経営層は、DXを正しく理解し、効果的に取り入れていく必要がある。そのためには、ベンダー任せにしない病院主導によるガバナンスの効いたDX推進が重要である。病院経営層は、DXを推進するために「どう動くべきか」について、参考の一助となるよう、倉敷中央病院での事例を紹介する。

1.倉敷中央病院におけるデジタル化の始まり
2.DXを推進するためになすべきこと
3.倉敷地域におけるエコシステムの実践
4.企業との共創
5.病院主導によるDX推進の実現に向けて

Ⅲ.医療DXに対してどのように医療機関として対応するべきか

デロイト トーマツ グループ マネージングディレクター
根本 大介(ねもと だいすけ) 氏

15:20~16:20

本講義では、医療経営、電子カルテ等医療情報、DX等戦略立案に係る関心の高い方に向けたデジタル・トランスフォーメーションの考え方のヒントとなることを目指す。
DXは、解釈が人により異なることが多い、いわゆる「バズワード」であるが、本講義では、バズワードだからと否定せず、DXレポートを一緒に読むことから始め、「医療DX」への展開を考える。すると、医療の経営課題の中で、コストと人材が見えてくる。

1.新時代、知っておかねばならない医療施設の経営課題!
2.「医療DXをバズワードにしない!」 〜 一緒にDXレポートを読み、解釈する
3.理解するべき現状「価格と人材」(情報システムのコストとDX人材について)
4.医療DXに向けたアイデアと方向性

山野辺 裕二(やまのべ ゆうじ) 氏
1986年 長崎大学医学部卒業/1991年 長崎大学大学院医学研究科 形成外科学専攻 修了
愛媛県立中央病院形成外科、国立佐賀病院 形成外科医長、長崎大学病院 形成外科 病棟医長、同 医療情報室 副室長(政府調達担当)、医療情報部 副部長を経て、2003年 米国マウントサイナイメディカルセンター 臨床情報学 客員研究員/2005年 国立成育医療センター病院 医療情報室長/2011年 国立成育医療研究センター 情報管理部 情報解析室長/2013年 同 研究所 バイオバンク バイオリソース情報室長、同 研究所 臨床研究データマネジメントセンター 副センター長/2015年 社会医療法人財団董仙会(けいじゅヘルスケアシステム) 本部 情報部長/恵寿総合病院 形成外科科長/医療安全管理部長/形成外科科長/2019年 現職
主な著書、「新IT時代への提言2011 ソーシャル社会が日本を変える」(井上雅博、村井純、夏野剛、堀江貴文ほか54名)、 「医学図形データ1000+ PowerPointによる学会発表パーフェクトマニュアル」(水島 洋 山野辺裕二)他多数。
藤川 敏行(ふじかわ としゆき) 氏
倉敷中央病院入職以来、メインフレームにおける医事会計・オーダリングシステムの開発業務を担当。その後、病院内のSEとして病院情報システムの導入・システム基盤の構築などの業務にも従事。2016年より現職。2013年からは、医療ネットワーク岡山協議会(晴れやかネット)の運営委員、2016年からは中国NECユーザー会の委員長を努めている。
根本 大介(ねもと だいすけ) 氏
シンクタンク等経て、現職。
厚生労働省の医療政策関連委員としての助言・指導、その他国・自治体等の調査・研究事業者として医療政策アドバイザリー業務、医療機関・医療関連企業向けアドバイザリー業務に従事。
主な著書、「実践健康経営」、「医療機関経営者のための医療情報システム投資の考え方」(新聞連載)、「HISの定理」(雑誌連載)他多数。