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EV革命を核とした新たなサービス創造
〜EV本格普及のインパクトと課題〜
11月16日(火) 終了済
合同会社エネルギー経済社会研究所 フェロー
(元日産自動車(株) 企画・先行技術開発本部 技術企画部 エキスパートリーダー
元 フォーアールエナジー株式会社 フェロー)
二見 徹(ふたみ とおる) 氏
自動車業界は、100年に一度と言われるCASE革命の真っ只中にあるが、その技術革新の基盤となるのがEVと、EVのクラウド接続、すなわちコネクテッドカーである。今後、カーシェアやVPPなど複数の自動車メーカのEVを束ねるサービス事業を展開する場合、各社ごとに異なる車両データを集約し、これを共通形式に編集・加工して、サービス事業者に提供するデータ連携基盤が必要になる。このクラウド機能により、自動車メーカ、サービス事業者ともに、既存のシステムを変更することなく、EVを用いたさまざまなサービス展開が可能になる。
合同会社エネルギー経済社会研究所 代表
松尾 豪(まつお ごう) 氏
脱炭素の潮流を受け、世界各国で電気自動車導入拡大に向けた機運が高まっている。一方で、欧州では電気自動車の導入に向けた電力業界における課題が指摘されており、特に供給力不足、系統設備容量不足に直面する可能性があると見られている。
これら課題についての議論が始まっているほか、多くの国で実証事業が行われており、一部では商用化が始まっている。電気自動車導入による電力業界全般の課題と、その具体的な解決手法、日本への適応可能性について説明する。
東京大学工学部電子工学科を卒業後、日産自動車株式会社に入社。主にエアバッグ、カーナビゲーションシステム、テレマティクス、IT・ITS開発を担当。2000年以降は日産リーフ向けICTシステム、自動運転、コネクテッドカーに関わる技術戦略、研究戦略に従事。2016年よりフォーアールエナジー株式会社フェローに就任。EVを用いたV2Xシステム、EV再生バッテリービジネスを手がける。現在は、株式会社ディ・エヌ・エー、株式会社Mobi Stop、合同会社エネルギー経済社会研究所でフェローを務める傍ら、自動車産業におけるコンサルタントとして活動。
イーレックス、アビームコンサルティングなどを経て2020年にエネルギー経済社会研究所を設立。
CIGRE会員、電気学会正員、公益事業学会会員、エネルギー・資源学会会員。