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急加速するBEVシフトと電池戦略〜世界の主要OEMの動向と電池産業へのインパクト〜
10月27日(水) 終了済
(株)みずほ銀行 産業調査部
自動車・機械チーム 調査役
前田 奏(まえだ そう) 氏
近時、政策が主導する形で、2030〜2035年に向けたBEVシフトの動きが急加速しつつある。世界の主要OEMが相次いでBEV販売計画の上方修正を発表する一方、野心的な目標を達成する上で、必要な電池の確保がOEMと政策当局双方にとって最大の課題となっている。
また、中国で爆発的に販売を伸ばす格安EV、IT企業などの異業種や新興EVメーカーの参入など、従来のICE車の延長ではない「BEVならでは」の市場形成も進みつつある。そうした中、日系OEMにおいても、BEVを中心に据えたパワトレ戦略を構築し、BEVで儲かる体制を早期に確立することが求められている。
1.政策ドリブンに基づく2035年のパワートレイン構成予測
2.主要国・地域のBEVシフト促進政策の現状
3.OEMからみた電池戦略の重要性と論点
4.中国を席捲する格安EVと異業種・新興EVメーカーの参入動向
5.OEMに求められるxEV戦略
6.質疑応答/名刺交換
(株)みずほ銀行 産業調査部
自動車・機械チーム 参事役
當山 恵介(とうやま けいすけ) 氏
各国の政策主導で推進されるBEV化加速の流れを踏まえ、電池産業へのインパクトを試算し、実現するための諸課題について取り上げる。
特に世界の自動車OEMや電池事業者が大規模な投資を表明している状況下で、電池事業者の動向を資金調達や技術面での潮流などを踏まえ、今後の電池事業者に方向性について考察する。
1.弊社政策ベースによるパワートレイン予想からのエリア別電池必要量について
2.エリア別電池投資計画と市場機会
3.電池事業者の動向と投資に関する論点
4.次世代電池の開発動向と市場立ち上がりのポイント
5.質疑応答/名刺交換
2010年 みずほコーポレート銀行入行。同行営業第九部にて完成車OEM及び自動車部品サプライヤーを担当。みずほフィナンシャルグループ グローバル人事業務部を経て、2014年よりみずほ証券グローバル投資銀行本部に出向、総合商社及びPEファンドセクターのカバレッジ業務に従事。2017年より産業調査部に所属、自動車・機械チームにて自動車産業を担当し、完成車OEM及び自動車部品サプライヤー業界の調査に従事。
2009年 大手化粧品会社研究員を経てみずほ銀行入行。2014年より、みずほ銀行・みずほ証券の兼職バンカーとして、国内エレクトロニクス業界(電機・IT・ディスプレイ)の大手企業のカバレッジに従事。2018年より産業調査部に所属、テレコム・メディア・テクノロジーチームを経て自動車・機械チームにて産業用途のエレクトロニクス分野を担当。