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【空飛ぶクルマ本格登場による産業拡大】
〜加速する電動化や市場変化と新たなビジネス機会〜
11月 9日(火) 終了済
大阪府立大学客員教授 技術経営研究家 博士(工学)
中村 洋明(なかむら ひろあき) 氏
◆◆最新ニュース◆◆
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再開支援 国の出番 世界市場 展望明るい
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世界の航空機産業界は周知のようにコロナ禍の影響により大きなダメージを受けたが、収束後は、過去に外部衝撃を受けた場合と同様に、急速に回復し再び安定成長路線に戻ると予測されている。同時に、コロナ禍前から進展してきていた電動化などの動きが一気に加速すると見られている。
また、「空飛ぶクルマ」など多くの新しい顔触れが本格的に登場し、航空機産業の幅を広げ規模を拡大するものと期待されている。このような種々の変化は、ビジネス機会を求める企業や個人にとって見逃してはならない事象である。
これらについて、講師が最近上梓した著書『新・航空機産業のすべて-「空飛ぶクルマ」から次期ステルス戦闘機まで-』(日経BP)をベースに説明する。
1.なぜ航空機産業なのか?
2.新型コロナウイルスの影響は?
3.従来のカテゴリーに対して今後の展開を予測する
4.新しい顔触れの登場について述べる
5.航空機産業界における普遍的なニーズを確認する
6.質疑応答/名刺交換
元英国法人SSSL(Silicon Sensing Systems Ltd)取締役会長、元住友精密工業専務取締役。
住友精密工業に入社後、長年にわたって、降着システムなど各種航空機用装備品の設計・開発業務に主として従事、その間、日本航空機製造、川崎重工業、米Gulfstream社の航空機設計チームに出向や長期出張の形で参画。欧米の航空機・エンジンメーカーへの売り込みに注力。装備品メーカー間の連携にも注力。リニアモーターカーやジェットフォイルなど高速艇を対象に航空機技術を横展開。各種新規事業(環境機器、半導体製造装置、MEMSセンサーなど)を担当・統括。世界の航空宇宙防衛大手BAE Systems社と折半出資の合弁会社SSSLの急速立上げおよび経営を責任者として行い、主に自動車市場を対象に事業展開。
退職後、講義、講演、執筆、航空機分野参入を目指す各種企業の指導・支援などを実施中。
主著:『新・航空機産業のすべて-「空飛ぶクルマ」から次期ステルス戦闘機まで-』(日経BP)、『航空機産業と日本-再成長の切り札-』(中央公論新社)、『航空機産業のすべて』(日本経済新聞出版社、平成25年度「住田航空奨励賞」受賞作品)など。