SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

【国土交通省/川崎重工/ドコモ】

海の次世代モビリティ関連施策と利活用

No.
S21361
会 場
会場受講はございません

開催日
2021年 9月 8日(水) 14:00~16:30 終了済
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受講料
1名につき 27,500円(税込)
備 考
※会場受講はなしとなりました。(8.18更新)

■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご記入いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3営業日以降(収録動画配信のご用意ができ次第)に
   Vimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご記入いただいたメールアドレスへ視聴用URLをお送り致します。
<3>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
主 催
公益財団法人 原総合知的通信システム基金

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

9月 8日(水) 終了済

Ⅰ.海の次世代モビリティの社会実装に向けて

国土交通省 総合政策局 
海洋政策課 課長補佐(総括)
橘 有加里(たちばな ゆかり) 氏

14:00~14:40

我が国の沿岸・離島地域では、高齢化・人口減少による担い手不足や老朽化が進むインフラ管理、海域の自然環境劣化等の課題がある。ASV(小型無人ボート)や、海のドローンとして活用が期待されるROV(遠隔操作型無人潜水機)、AUV(自律型無人潜水機)といった「海の次世代モビリティ」は自律航行や遠隔操作による海上・海中の無人航行が可能であり、こうした課題への貢献が期待されるが、未だ利活用が進んでいない。
本講演では、国土交通省における海の次世代モビリティの社会実装に向けた取組について紹介する。

1.「海の次世代モビリティ」の概要
2.沿岸・離島地域の課題
3.海の次世代モビリティの活用可能性と社会実装に向けた視点等
4.海の次世代モビリティの社会実装に向けた実証実験
5.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.川崎重工業におけるAUV開発と展望について

川崎重工業株式会社 
エネルギーソリューション&マリンカンパニー 
船舶海洋ディビジョン付 
フェロー(潜水艦・AUV関連技術担当)
湯浅 鉄二(ゆあさ てつじ) 氏

14:50~15:40

川崎重工業では、潜水艦建造等により長年培ってきた水中技術を応用して自律型無人潜水機(AUV)及びその要素技術の開発を実施している。2017年には開発した要素技術を搭載したホバリング型AUVをスコットランドにある試験場等で試験する等でその機能の確認を行った。さらに、石油・ガス分野での活用をめざし、海底パイプライン検査へのAUV投入をターゲットに開発を進めており、2021年度に市場投入の予定である。
本公演では、AUVの開発状況と産業化のための川崎重工業の取り組み、および将来展望について紹介させていただく。

1.AUV(自律型無人潜水機)の特徴
2.当社AUV開発の経緯
3.海中試験における成果
4.パイプライン検査用AUV“SPICE”の概要
5.今後の展望
6.質疑応答/名刺交換

Ⅲ.養殖現場でのROV活用シーン

株式会社NTTドコモ 地域協創・ICT推進室 課長
山本 圭一(やまもと けいいち) 氏

15:50~16:30

NTTドコモは、東日本大震災の復興支援をきっかけに水産業と関わるようになり、ICTブイやクラウドを活用した海洋モニタリングや養殖管理ソリューションを開発するなどして、パートナー企業とともに“現場志向”で水産現場の課題解決に取り組んでいる。
本講演では、養殖現場でのROV活用の可能性について紹介する。

1.きっかけは復興支援
2.ドコモの養殖向けソリューション
3.5GとROVを活用した漁場遠隔監視実証
4.養殖業でのROV活用シーン
5.質疑応答/名刺交換

橘 有加里(たちばな ゆかり) 氏
東京大学経済学部卒。2008年に国土交通省入省。総合政策局交通政策課課長補佐を経て、2020年7月より現職。
湯浅 鉄二(ゆあさ てつじ) 氏
1982年 川崎重工業(株)入社。船舶海洋カンバニー潜水艦設計部長を経て、2021年4月より現職。
山本 圭一(やまもと けいいち) 氏
1995年 日本電信電話(株)入社。2002年 NTTドコモ転籍。2011年に新設した東北復興新生支援室の担当課長を経て、2017年より現職。2020、21年水産庁のスマート水産業現場実装委員。2019、20、21年未来まちづくりフォーラム実行委員。