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成功と失敗?から学ぶ事務職員教育〜新採用者から幹部候補までの教育ポイント〜
9月 2日(木) 終了済
国立研究開発法人国立国際医療研究センター
調達企画室長
斎藤 知二(さいとう ともじ) 氏
中国、武漢で発生した新型コロナウイルスの感染拡大により、日本の病院経営はより一層厳しい状況を迎えています。
また、メディアが病床逼迫を連日報道する一方で、厚生労働省の病床数縮小の動きに変わりはありません。医療機関から見れば、病床規模の縮小は将来における収益基盤を手放すようにも思えるので、決断が難しい局面です。
この難局を打開するには、例えカリスマ的な病院経営者がおられたとしても、組織の力が必要な事は言うまでもありませんが、特にバックヤードで活動する事務職員の力も重要度が増しています。
ところが、特に国公立と言われる医療機関においては、公務員的な色合いの強い事務職員も少なくありませんので、病院によっては、せっかく自施設に事務職員がいるにも関わらず、大金をはたいて外部のコンサルティング業者に頼まなければ、経営情報の収集もままならないという場合もあるでしょう。これらの事務職員に、突然「成長しろ」と言っても難しいのが現状です。
今回は、事務職員の教育研修の方法とその成果、目標管理と日々の業務指導を中心に、事務職員教育について解説するとともに、人事管理上の評価と個人の適性による業務への影響について実例を交えながらお伝えします。是非、参考にしていただき、自施設の事務職員教育に役立ててください。
1.事務職員教育のポイント
(1)事務職の雇用情勢
(2)望まれる事務職員とは?
(3)褒めて伸ばすは有効か?
(4)ナンバー1よりオンリー1が望ましいのか?
(5)事務職員教育のポイント
2.事務職員の評価と活用方法(管理者向け)
(1)不満と絶望の理由
(2)事務職員の採用ポイント
(3)新採用者と幹部候補への教育方法の違い
(4)外部講師による教育研修の効果
(5)事務職員の活用方法
3.それでも事務職員が医療機関の質を高める
4.質疑応答
平成 3年 現 国立国際医療研究センター採用。
平成 7年 同センター会計課補給係にて関東信越地域初のSPD導入を主導。
平成11年 現 NHO横浜医療センターへ係長昇任。〜以降、現 NHO病院の係長を経験〜
平成19年 現 国立がん研究センター中央病院補給係長へ異動。数々の契約行為を経験し、
平成23年 同センター一括調達型SPDの導入を主導。同年、同センター監査室へ配置換え。
平成24年 現 NHO栃木医療センター財務管理係長へ異動。同年、経営企画係長へ配置換え。
平成28年 NHO久里浜医療センター業務班長へ昇任。
平成31年 国立研究開発法人国立国際医療研究センター調達企画室長へ昇任。現在に至る。