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空飛ぶクルマのサービスインに向けた〜Emerging Aviation推進に向けた動きと産業形成のシナリオ〜
8月20日(金) 終了済
PwCコンサルティング合同会社 ディレクター
岩花 修平(いわはな しゅうへい) 氏
空飛ぶクルマの産業形成が進んでおり様々なプレーヤーがすでに最大数百億円規模の投資や技術開発を行ってきているほか、日本国内でも大手企業の投資や社会実装に向けた産官学の取り組みが進んでいる。
空飛ぶクルマの社会実装に向けては、機体の要素技術の開発以外にもインフラやシステム要件の整理、地域別のサービスモデルの検討などが合わせて行われる必要がある。国内企業は技術面では、特定の機体や運用技術からの部分最適に陥るのでなく、自社の技術的強みを中心に据えつつ外部とパートナーシップを図っていくべきであるが想定される今後の産業形成のシナリオに沿った自社の技術開発ロードマップを固めることが重要といえる。
ビジネス面では、物資輸送・旅客輸送などの地域ごとのニーズを特定し、必要な機体・インフラ・システム技術を踏まえたサービスモデルの具体化を行うべきである。今回は国内外の動向を意識しながら事業環境が大きく変化する中で意識すべきポイントについて理解することを目的とする。
1.空飛ぶクルマの市場動向
2.国内外の利活用と規制の動向
3.実現に向けた課題やリスク
4.メガトレンドの変化と産業への影響
5.ビジネス推進上のポイント
6.PwCの空飛ぶクルマ関連支援サービス
7.質疑応答/名刺交換
大手監査法人系コンサルティング会社、外資系統計解析ソフトウェアベンダーを経て現職。前職では、主に電力を中心としたエネルギー、自動車を中心とした製造業の企業に対する経営管理ソリューションや統計解析技術、アナリティクスを活用したソリューションの提供やIoTアナリティクスチームの立ち上げなどに携わる。
現在は、デジタルテクノロジーを活用した新規事業の推進や企業の業務改善を支援しており、主にドローンや空飛ぶクルマなど次世代航空機に関連するビジネスやMaaS(Mobility as a Service)などモビリティ関連ビジネス、IoTや人工知能(AI)、データサイエンス、XR(VR/AR/MR)などの領域を中心に従事している。