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DXの真髄に迫る〜デジタル変革を前進させるベイカレント流「本気のDX」〜
7月16日(金) 終了済
株式会社ベイカレント・コンサルティング
デジタル・イノベーション・ラボ
チーフエバンジェリスト
八木 典裕(やぎ のりひろ) 氏
世界に後れを取る日本企業のDXは、今まさに正念場を迎えています。奇しくもコロナ禍でデジタル化が前進した企業は多いですが、裏を返せば、今やらねば乗り遅れるということです。しかし、多くの企業の取り組みは、まだまだ「アナログの代替」という位置づけに過ぎず、「本気のDX」には至っていません。
DXという言葉はすっかりバズワードとなりましたが、その捉え方は会社によって様々で、ともすれば「とりあえずデジタル」のような取り組みをDXと位置付けているケースも見受けられます。
本講義ではまず、ベイカレントが一貫して提唱し続けている「DXの定義」について、詳しく解説いたします。そのうえで、クライアントのDX活動をご支援してきた弊社の視点から、日本企業の問題点や着実に前進させるための要諦などをご説明いたします。また昨今ではCX(カスタマー・エクスペリエンス)の重要性も話題となっておりますので、CXに対する正しい考え方についても触れたいと思います。
少しでも多くの方に「本気のDX」とは何かをご理解いただき、企業の取り組みを前進させるためのヒントにしていただければと願っております。
1.今あえて問う、DXとは何なのか?
(1)DXへの3ステップ
(2)何をどう変革すればよいのか?DXの構成要素と必要なアクション
(3)日本企業と海外先進企業の距離はどこまで縮まったか?
2.苦闘する日本企業の現状
(1)なぜ日本は遅れているのか?DXの取り組みを足踏みさせる問題点
(2)そこに確固たる目標はあるのか?“とりあえず”デジタルからの脱却
(3)立ちふさがる「2025年の崖」に向き合う
3.CX起点の変革アプローチ
(1)顧客の期待を超えることが真のカスタマーエクスペリエンス
(2)CXを右肩上がりにするサブスクリプションサービス
(3)デジタルビジネスを成功させるCX思考
4.日本企業がDXを前進させるための要諦
(1)デジタル領域で活躍する人材を育成する
(2)インサイトとインパクトにこだわり、ビジネスをプロデュースする
(3)日本の信条に立ち返り、SDGsとDXを同期せよ
5.質疑応答
大手IT企業を経て現職。
2016年のデジタル・イノベーション・ラボ創設時からデジタルの専門家として活動し、DX関連の様々なプロジェクトを主導。R&Dの調査・研究、DX戦略立案、DX人材育成、新規ビジネス創出などのテーマに携わる。
講演・セミナーや執筆など外部発信の経験多数。オウンドメディア「ベイカレント・デジタル・インサイト」の編集長も担当。
主な著書に『デジタルトランスフォーメーション』、『3ステップで実現するデジタルトランスフォーメーションの実際』、『データレバレッジ経営』(共著/日経BP社)、『DXの真髄に迫る』(共著/東洋経済新報社)などがある。