深く考える・うまく伝える・実行力を上げるための図解力
筑波大学大学院 ビジネスサイエンス系 教授
平井 孝志(ひらい たかし) 氏
情報が溢れ、世の中の変化が加速化する中、本物の「考える力」が求められています。そこで本講義では「図」という効果的な武器を使って深く考えるためのメソッドをお伝えします。図で考えることのメリットは、ビッグ・ピクチャー(全体像)を描ける、論理展開が明確になる、構造やダイナミズムを理解できるといったところにあります。また、「図」は効果的なコミュニケーションや、行動計画・人生設計などにも大きく役立ちます。仕事や生活を効果効率的にマネージしていくための「思考のOS」:図解の技法をお伝えできればと思います。
1.図で考えると仕事も人生もうまくいく
2.なぜ図を使うと考えが深まるのか
3.「概念図」を描く
4.「構成図」(型)を使いこなす
(1)ピラミッド
(2)田の字(マトリックス)
(3)矢バネ
(4)ループ
5.図で実行力を高める
6.図でコミュニケーション力を高める
7.図頭力を鍛える
筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授。専門は経営戦略論。東京大学教養学部卒業、同大学院理学系研究科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院MBA。早稲田大学より博士(学術)。
ベイン アンド カンパニー、デル(法人マーケティング・ディレクター)、スターバックス コーヒー ジャパン(経営企画部門長)、ローランド・ベルガー(執行役員シニアパートナー)などを経て現職。企業研修・講演等も手掛ける。
早稲田大学ビジネススクール客員教授、株式会社キトー社外取締役、三井倉庫ホールディングス株式会社社外取締役。
著書は『武器としての図で考える習慣:「抽象化思考」のレッスン』、『本質思考』(共に東洋経済新報社)他多数。