研究開発組織を変革する3つのアプローチ
〜「テーマ」・「R&D活力」・「戦略」を変える〜

8月28日(金)
株式会社日本能率協会コンサルティング
シニア・コンサルタント
木村 壽男(きむら ひさお) 氏
[修得知識]
1.Static R&DからDynamic R&Dへの変革の必要性とその概要
2.テーマ創造と同評価システム再構築-「FVE(Future Value Evaluation:未来価値評価)法」など
3.自社R&D組織の現在地の特定と、着手すべき変革の優先順位づけ
4.事業戦略をリードするR&D戦略の考え方とつくり方
[受講対象者]
・研究開発担当役員、研究開発部門長(研究所長他)
・研究室長・開発リーダー
・経営企画・研究企画スタッフ
[プログラム]
1.研究開発組織を取り巻く経営環境
・マクロ環境の悪化(科学技術力、その基盤となる経済力など)
・ミクロ環境の厳しさ(R&D投資の伸び悩み、経営者の期待水準への未到達など)
・組織の硬直化(事業戦略との乖離、研究者のモチベーション低下など)
2.研究開発組織の目指すべき方向性とは
・経営成果、KPIでいえば「R&D生産性」の飛躍的向上
・技術を核とした新規事業創造や革新的技術創造による新たな成長軌道づくり
・低成果・不活性の『Static R&D』から、高成果・成長志向の『Dynamic R&D』へ
3.先進企業の事例
・日立製作所:DX基盤「Lumada」による事業構造変革
・中外製薬:独自技術を核とした、継続的な新薬創製による高収益化
・富士フイルム:ヘルスケア等の新規事業による新たな企業成長
4.R&D組織診断の四象限-象限ごとの変革アプローチの違い
・「成長加速型(理想型)」:生産性・活力ともに良好
・「自己満足型」:活力はあるが生産性が低い(テーマ変革が必要)
・「疲弊型」:生産性は高いが活力が低い(活力革新が必要)
・「混沌型」:どちらも低く、組織再生が必要
5.【変革1】「テーマを変える」(テーマ構造改革)
・既存のR&Dテーマ評価法の概要と課題
・「FVE法」による評価システムの再構築
・新たなテーマの創造
6.【変革2】「R&D活力を変える」 (組織活力革新)
・「7つの要素による『R&D活力診断』」
・組織変革シナリオの作成と実践
・R&D活力革新の組織展開
7.【変革3】「戦略を変える」(戦略の再構築)
・今求められるR&D戦略の基本コンセプト
・R&D戦略再構築の進め方
・“成長加速型”戦略と“組織再生型”戦略の違いと策定ポイント
8.R&D組織変革の実践手順例
9.質疑応答/名刺交換


京都大学農学部食品工学科を卒業した後、企業内研究者を経て、現在は(株)日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント。「技術を核とした経営革新」をメインテーマとし、技術戦略、研究開発・新製品開発マネジメント分野を中心としたコンサルティング、研修、セミナー・講演を行っている。
・2004〜2013年 京都大学 産官学連携フェロー
・2010〜2015年 青山学院大学大学院理工学研究科・非常勤講師(研究開発特論)
・2013年 北陸先端科学技術大学院大学 知識科学修士課程修了
代表図書に「研究開発を変える」(同友館、2020年)、「研究開発は成長戦略エンジン」(同、 2015年)がある。
