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研究開発部門のマーケティング力強化〜新製品・新事業テーマの価値と、事業化の成功確率を高める〜

4月16日(木)
株式会社日本能率協会コンサルティング
シニア・コンサルタント
木村 壽男(きむら ひさお) 氏
[修得知識]
・研究開発部門におけるマーケティングの重要性と革新ポイント
・マーケティング理論の変遷と現状
・「ニーズとシーズの融合」を基本コンセプトとする、新製品・新事業テーマ創造プロセス
・「CF(カスタマー・フォーカス)」機軸のテーマ事業化構想・企画プロセス
[開催趣旨]
研究開発(R&D)部門の最大の使命は新製品・新事業の創造を通じた事業・企業の成長軌道をつくることにあります。しかしながら、仮に競争優位性のある技術を保有していたとしても、マーケティング力が不足していれば、「魔の川」、「死の谷」、そして「ダーウィンの海」を乗り越えて新たな事業化を成功させることはできません。
他方で既成のマーケティング理論は、新市場創造というダイナミズムが要求される領域での通用は難しく、まさに「R&D主導のマーケティング」が不可欠となっています。
本講座では、「“0から1”を生み出す「テーマ創造プロセス」、そして重点テーマの事業化成功のための「事業化構想・企画プロセス」における、研究開発部門に求められるマーケティング要素(能力)について、基礎理論と応用・実践の両面から詳説いたします。
[プログラム]
1.研究開発(R&D)を取り巻く環境の概括
・マクロ環境とミクロ環境
・R&Dへの経営者の期待と不満
2.マーケティング理論の変遷と現在地
・マーケティング理論の変遷-理論の基礎部分は「2.0」でほぼ完成されている
-「STP」、「4P」、「イノベータ理論」、「デザイン思考」、「コンテクスト・マーケティング」…
・なぜ既成のマーケティング理論が通用しづらくなっているのか?
・「Marketing 3.0」以降はR&D主導
3.今なぜR&D(研究・開発)部門にマーケティングが求められるのか?
・イノベーション不発、R&D成果低迷、新市場創造なしに成長できない
・“Marketing 3.0”以降はR&D主導 -「R&Dマーケティング」
・企業にとって/R&D部門組織として/研究者・技術者にとっての意義
4.「R&Dマーケティング」の概要-R&Dがマーケティングの旗手へ!
・R&Dマーケティングとは、「技術を核とした新製品・新事業の実現を通じた市場創造活動」
・新製品・新事業創造のスコープと3つの価値追求
①技術革新によるカスタマーデライト
②感性的・情緒的価値の追求
③顧客の課題解決(Solution)に向けたビジネスモデル変革
・2つの推進プロセス(「川上」・「川下」)
・「川上」(“0から1”のテーマ創造)プロセスの概要-ニーズとシーズの融合
・「川下」(事業化構想・企画)プロセスの概要-CF(カスタマー・フォーカス)を機軸に
5.「テーマ創造プロセス」の再構築(“0から1”を組織的に生み出す)
・STEP 1 新規事業展開のスコープ設定
・STEP 2 未来志向のニーズ探索
・STEP 3 自社のシーズ抽出
・STEP 4 ニーズとシーズの新結合による新製品・新事業アイデア創出
・STEP 5 アイデアのテーマ化と評価
・STEP 6 重点テーマの設定
6.「事業化構想・企画」プロセスの再構築(CF機軸)
・STEP 1 狙いの顧客の設定
・STEP 2 顧客研究
・STEP 3 価値創造
・STEP 4 新商品構想
・STEP 5 事業参入戦略
・STEP 6 事業化研究
・STEP 7 実行計画
7.マーケティング力強化の組織的展開に向けて
8.質疑応答/名刺交換


<ご専門>
研究開発マネジメント
<ご略歴>
・1983年 京都大学農学部食品工学科卒業
・2004年〜2013年、京都大学 産官学連携フェロー
・2010年〜2015年、青山学院大学大学院理工学研究科 非常勤講師(研究開発特論)
・2013年 北陸先端科学技術大学院大学 博士前期課程(知識科学)修了
