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GX-ETSと東証のカーボン・クレジット市場について〜義務化するGX-ETS第2フェーズでJ-クレジットが果たす役割〜

2月18日(水)
株式会社東京証券取引所
カーボン・クレジット市場整備室長
松尾 琢己(まつお たくみ) 氏
2023年10月に東京証券取引所がカーボン・クレジット市場を開設してから2年が経過し、市場環境は大きく変化しています。特に、2026年度から本格稼働するGX-ETSの第2フェーズについては、現在政府で制度の詳細の議論が進められているところであり、制度対象となる企業が排出量削減の義務を履行する観点からも、東証におけるJ-クレジット市場の果たす役割の重要性は増していくことが想定されます。
本講演では、こうした政策動向を踏まえながら、カーボン・クレジット市場の現状と今後の市場展望について、幅広く解説いたします。
1.排出量取引とは
2.GXリーグ(第1フェーズ)と東証カーボン・クレジット市場
3.東証「カーボン・クレジット市場」(2023年度〜)における取組み
(1)マーケットメイカー制度の導入(J-クレジット)
(2)超過削減枠の売買の対象への追加
4.GX-ETS(第2フェーズ)と東証カーボン・クレジット市場
5.質疑応答/名刺交換


1992年 東京証券取引所入所、株式部、債券部、大蔵省出向、大学院、証券保管振替機構出向を経て、2006年 債券部債券総務課長 以降上場部課長(排出量取引担当等)、経営企画部課長を経て、2016年より総合企画部企画統括役、2022年よりカ-ボン・クレジット市場整備室長。
