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【組織づくりのプロフェッショナルによる特別講座】
〜勝手に成果を出す、自走できる組織を作る〜

2月13日(金)
F6 Design, Inc. CEO
戦略コンサルタント/データサイエンティスト
山本 大平(やまもと だいへい) 氏
人手不足・多忙・リモートワーク……。現場マネジャーの多くが「もっと自走してくれる部下がほしい」と口をそろえる一方で、現実には、上司がつい“教えすぎ・指示しすぎ”になり、部下はいつまでも「答え待ち」から抜け出せない、という矛盾を抱えています。
本セミナーでは、現在、戦略コンサルタントの会社の代表で組織づくりのプロフェッショナルである講師が、「自走できる組織の作り方」を具体的に解説します。キーワードは、「教えてはいけない」「問いを渡す」「WHI(Why-How-If)で語る」「安全に失敗させる」「任せると丸投げの違い」です。
・部下がいつまでたっても自分から動かず、「最後は自分がやった方が早い」と感じている管理職の方
・OJTや1on1で「つい答えを教えてしまい、育っていない気がする」とお悩みの方
・マイクロマネジメントから脱却し、「任せても不安にならない仕組み」を作りたい経営者・リーダーの方
・若手・中堅のポテンシャルを引き出し、組織全体の自走力を底上げしたい人事・育成担当の方
などに特にお薦めの内容です。
1.なぜ日本の職場から「自走する人材」が生まれにくいのか
(1)親切なつもりの「即答・即指示」が、部下の思考を止めてしまうメカニズム
(2)答えを“教える文化”とマイクロマネジメントが生む3つの悪循環
(3)「優秀なのに疲れ切っている上司」と「考えなくなる部下」の関係性
2.「教えない教え方」へのシフト-部下との接し方をどう変えるか
(1)叱る・褒めるよりも、「問いかける」上司になる
(2)OJT・1on1・日常の声かけで使える、“自走を促すひと言”とNGフレーズ
(3)「任せる」と「丸投げ」の違いをどこに引くか-期待値・範囲・期限の伝え方
3.WHI(Why-How-If)で伝える力を鍛える
(1)Why:なぜやるのか-目的と背景を最初に共有する
(2)How:どう進めるか-やり方は「教える」のではなく一緒に考える
(3)If:もし〜ならどうするか-失敗や想定外のときの“逃げ道”を先に決めておく
(4)会議・指示・育成面談でそのまま使えるWHIフレームと会話例
4.「安全に失敗させる」環境と、自走を支える仕組みづくり
(1)小さな実験を許容する“心理的安全性”のつくり方
(2)ミッション・成果基準・裁量範囲を整理する「権限移譲シート」のポイント
(3)自走を止めてしまう3つの“口出し習慣”をやめるための具体アクション
5.質疑応答


2004年に新卒でトヨタ自動車に入社し長らく新型車の開発業務に携わる。トヨタ全グループで開催されるデータサイエンスの大会での優勝経験を持つほか、副社長表彰・乗務役員表彰を受賞する。その後、TBSテレビへ転職。『日曜劇場』『SASUKE』『レコード大賞』など主に看板番組のマーケティング戦略を数多く手掛ける。さらにアクセンチュアにて経営コンサルタントの経験を積み、2018年に経営コンサルティング会社F6 Design株式会社を創業。トヨタ式問題解決手法をさらにカイゼンし、統計学を駆使した独自のマーケティングメソッドを開発。企業/事業の新規プロデュース、企業リブランディング、AI活用といった領域でのコンサルティングを得意としている。さらに近年では組織マネジメントや人材育成といった人事領域のコンサルティングにも注力。これまでにアコーディア・ゴルフ執行役員CMO、DMM.make AKIBA戦略顧問、SCENTMATIC株式会社CMOなど、大手からベンチャーまで数多くの企業の要職を歴任/兼任中。
2021年に発売された初著書『トヨタの会議は30分』は10万部超えのベストセラー。『すぐやるよりはかどる、仕事を短くやる習慣』も発売1週間で重版になるなどベストセラーに。最新刊『消耗せずに成果が出る情報の捨て方』など、その他著書多数。
