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2035年の成長産業を見極めるための情報収集・利活用ノウハウ〜日本そして世界の成長戦略を自社の成長ビジネスに〜

1月 9日(金)
(株)日本能率協会総合研究所 MDB事業本部
エグゼクティブ・フェロー
菊池 健司(きくち けんじ) 氏
気がつけば2026年のスタートです。2025年も様々な出来事がありました。米トランプ大統領による関税問題は大きなトピックとなり、その後の国家防衛関連のトピックを見ても、大国の大統領の影響力をまざまざと見せつけられました。日本においては、女性初の総理大臣が誕生、高市政権の今後には当然大きな注目が集まります。大阪関西万博(特に会期の後半)における人々の動きは未来を見据える上でも大切なヒントを私たちに授けてくれたと思います。世界情勢も国内情勢も引き続き、不透明な状況が続いていますが、確実に時は進み、時代は変化していきます。世界各地で新たなビジネスが誕生し、注目すべき事象が数多く登場してきています。スタートアップトレンドそして投資家の動きにも変化が見られます。ここ数年ずっと注目しているのですが、2025年もやはり、企業間の大型連携や意外な業務提携、新ビジネスの登場を予感させるM&Aが数多く確認されました。2026年以降も、今の産業界の競争環境を考えるとこうした動きは激化していきます。昨年は「AIエージェント元年」と言われていましたが、2026年も「生成AI」がビジネスシーンにおける話題の中心となるでしょう。業界再編は「時代の主役」を変えていきます。シナリオをいくつか想定しながら、社会像の変化、ビジネスシーンの変化、企業像の変化、消費者像の変化を読み解いていく流れになるのではないでしょうか。
今回のセミナーでは、2035年以降も見据えながら、新規事業・新商品開発、そして新用途探索の観点から未来のビジネスチャンスをどう捉えていくかについて、最新情報をできる限りお伝えしたいと考えております。講師が勤務するMDB(マーケティング・データ・バンク)にも、様々なビジネスに関する調査依頼が日々寄せられていますが、もはや「業界の枠」を完全に突破した案件が増加の一途を辿っており、今後の競争環境のし烈さを予感させます。有力投資家や世界を動かす企業の動き等をウオッチしていても、間違いなく2026年は「大仕掛けの年」になるでしょう。大企業からスタートアップに至るまで、新たなビジネス探索活動にまさに虎視眈々です。新規事業・新サービス創出のためには、より「視野」を拡げ、「視点」を変え、「視座」を高めていく必要があります。5年後10年後何が起こりそうかを想起しながら、自社の新規事業に思いを巡らせる。未来の市場変化や社会課題を想起しながら、ビジネス展開を検討していく。「未来を考える力」のレベル感が優勝劣敗を分ける大きなポイントとなります。
長年に渡り、数多くの企業において、情報収集・利活用ノウハウを基軸に多くの企業や公的機関の「未来探索活動」を支援している講師が、新規事業・新商品開発を意識した情報収集活用ノウハウや、今後注目すべき重要なビジネストレンド解説、そして未来を見据える視点について解説いたします。ICT関連企業はもちろん、様々な業界の新規事業責任者/担当者、そして未来探索等に携わる経営者、マネジャー、戦略立案担当者、R&D部門担当者様においては、必ずやお役に立つ内容となっております。
1.未来を見据える上で重要な最新注目調査トレンド
・2025年の注目調査トレンドを振り返る〜特に注目されたのは…
・2026年以降を見据えた注目テーマを予測する
・順当な傾向そして意外な傾向とは…未来を読むための視点
・2026年以降ビジネスシーンに影響を与える意外な要素とは…
・2030年2040年のビジネスキーワードとは…特に注目しておきたいのは…
2.未来を見据えて新規事業・新商品開発、新用途探索を推進するための最新ビジネス情報収集手法
・一次情報と二次情報の重要性を知る…これから重要なのは実は…
・顧客からの情報の引き出し方
・ある企業に学ぶ上手い「仕掛け」とは
・情報収集には意外に学ぶ機会がない確固たるセオリーが存在する
・新規事業成功確率において定評ある企業が見ているのは実は…
・情報収集で使える情報源の種類と特徴(文献・Web・データベースetc)
・生成AIの活用ポイント
・BtoB/BtoC/BtoBtoC、製造業/サービス業、地域/世界それぞれの視点
3.情報収集ケーススタディ〜情報収集・活用の視点
・グリーン&デジタル分野
・ヘルスケア&長寿対応分野
・モビリティ&スマートシティ分野
・宇宙関連ビジネス
・エッセンシャルサービスビジネス
・半導体関連ビジネス
・フードテック、アグリテック
・サブスク関連ビジネス
・知っておきたい未来の成長ビジネス/注目技術分野(当日発表)
4.新規事業・新商品開発・新用途探索責任者/担当者が知っておきたい未来の成長ビジネスの捉え方
・高市政権の肝入り政策である「日本成長戦略会議」から考える未来のビジネスチャンス
・国策に売りなし…当然見ておきたい「17の成長分野」に関するトピックス
・需要と供給のギャップが生じている市場はどこにある?
・M&A、業界再編トレンドから生まれる新たな産業を予見してみる
・「時差」は世界だけではない…日本の時差を探り、ビジネスを探索する
・「妄想M&A」のススメ
・貴社にとって「風が吹けば桶屋が儲かる」ビジネスとは?そして…
・異業種の変化を読み解くための考え方〜知らない業界をなくす努力の重要性
5.10年後を見据える視点の育て方
・多忙なビジネスパーソンもこれだけは押さえておきたい「流れ」がある
・「川上」を知るということ
・確実に来る未来を押さえておく
・ビジネスを変化させるトリガーとは
・情報を結びつけて「次」を考え、さらにその「次」を妄想する
・国内外のスタートアップ特に注目は…
・ディスラプター(業界破壊者)も下剋上時代へ…
・投資家の動きを知るために特に2026年注目しておきたいのは…
・世界の成長戦略に学ぶビジネストピックスのご紹介
・2026年…未来を見据える上で今最も注目しておきたい国とその理由
6.2035年の成長ビジネスを見据えて今知っておきたい最新ビジネス情報源のご紹介
・未来探索、そして新規事業責任者/担当者が今最も読んでおきたい必読書とは
・青田買い!必見の海外テック系サイトとは、そして見ておきたい「注目人」は?
・バリューが高いお勧め会員制メルマガ、会員制ニュースソース
・新規事業担当者向け国内・海外のWebサイト、商用データベース、ニュースアプリ
・国内、海外の注目データベース、URL、YouTube等
7.質疑応答/名刺交換


1990年 日本能率協会総合研究所入社、マーケティング・データ・バンク(MDB)配属。外資系金融機関での勤務を経て、現在に至る。MDBは、2025年11月現在、約2,000社の会員企業を有する日本最大級のビジネス情報提供機関。民間企業、官公庁、独立行政法人、大学、自治体等からの要請に応じ、公開情報を中心とした情報提供業務に長年携わる。現在は、リサーチ力を基盤とした企業の未来戦略・新規事業策定の伴走支援を中心に、情報収集・活用手法解説セミナー・研修、未来洞察手法研修、特定ビジネスに関する将来トレンド解説、未来人材育成(役員研修〜新人研修まで広く)等を実施しており、日々顧客の未来づくりに伴走している。2024年11月より、ラジオNIKKEI「グローバル・ビジネス研究所」(毎週木曜日12:00〜)にメインパーソナリティとして出演中。(URL: https://www.radionikkei.jp/globiz/)2023年10月より、FM軽井沢「軽井沢ラジオ大学〜菊池健司の5min.グローバル経営学」(毎週月〜金19:53〜)に出演中。(URL:https://www.karuizawaradio.university/bn-5min.html )。
主な講師歴は、【MDB会員向けセミナー】MDB情報活用力養成講座(未来を読む視点、5年後10年後のビジネスチャンス、新規事業リーダーのための情報収集活用手法、スタートアップから紐解くビジネスの未来等)。【その他】日経ビジネス、日本経済新聞社、東洋経済新報社、日本能率協会、日本能率協会マネジメントセンター、新社会システム総合研究所、R&D支援センター、技術情報協会、東京都人財育成スクール、プロネクサス、日本私立大学連盟他多数。主な著書・論文に「今週の読まぬは損」(日本能率協会マネジメントセンター J.H.倶楽部連載中)(URL:https://jhclub.jmam.co.jp/series/index.htm )「未来予測による研究開発テーマの決め方」「SDGsの経営・事業戦略への導入と研究開発テーマの発掘、進め方」(技術情報協会)「Learning Design」(日本能率協会マネジメントセンター)※書籍に学ぶビジネストレンド、他多数。
