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電力システム改革で活発化する事業機会と

12月 4日(木)
エネジー戦略パートナーズ(株) 代表取締役
合津 美智子(ごうづ みちこ) 氏
電力システム改革は本格化して10年以上過ぎ、道半ばまで来ました。当初、改革の波に乗った勇気?ある企業の多くは先行者利益で急成長しましたが、今もなお制度変更や新市場創出が行われる分野ですので新規参入や自社事業拡大の機会はまだまだあると考えられます。それだけでなく改革の道筋がある程度見えた今だからこそ手戻りなく効率よくチャレンジができるメリットもあります。ただ、自社にあった事業機会を選定することが大切です。その適切な事業機会を見極めるためのヒントについて、いくつかの視点からご紹介します。
1.新制度・新市場を取り巻く事業機会を俯瞰する
2.最近、活発化している電力システム改革まわりのビジネスについて
(1)系統用蓄電池ビジネス(系統用、再エネ併設、需要家併設)
(2)アグリゲータービジネス(VPP、再エネ電源)
(3)PPA(オンサイト、オフサイト)
(4)自治体の脱炭素化(脱炭素先行地域、自治体新電力)
(5)マイクログリッド ・・・など
3.自社が参入すべき事業機会の見極め方
(1)各事業の性質、方向性を捉える(パーセプションマップなど)
(2)事業機会の評価方法と新事業機会マップを事例にて紹介
4.質疑応答/名刺交換
環境エネルギー技術研究所(株) 経営顧問
西堀酒造(株) パートナー
八洲建設(株) ビジネスアドバイザー
SAKE RISE(株) 代表
(株)かさいスマートエネルギー 取締役
(株)I.T.I. 代表取締役社長
柏崎 和久(かしわざき かずひさ) 氏
マイクログリッドは、災害に強く、地域でエネルギーを生み出す「自立と共生」の仕組みです。経産省・環境省に加え、いま国交省もマイクログリッドに踏み込み、エネルギー政策は大きな転換点を迎えています。
本セミナーでは、脱炭素先行地域の現場経験をもとに、政策のリアルや事業化の課題、そして人類の欲求とエネルギー革命の関係を紐解きます。
効率を追い求めた時代から、意味を問い直す時代へ--。
国家の自立と地方の強靭化を支える「次の時代の電力システム」をともに考えます。
1.自己紹介・雑談
2.マイクログリッドについて、おさらい
3.マイクログリッド事業の転換期
4.環境省の脱炭素先行地域のリアル
5.国交省のマイクログリッド構想
6.エネルギー革命の本質
7.マイクログリッドの未来展望
8.質疑応答/名刺交換


お茶の水女子大学理学部数学科卒業。東京電力に入社し設計計画、電力設備システムの研究開発等に携わった後、東電社内ベンチャー制度を活用したベンチャー会社を立ち上げ代表取締役となる。その後東日本大震災を契機に復籍した東京電力を退職し、パシフィックコンサルタンツ(株)に入社、新事業機会探索から事業企画を一貫して主導し、自治体新電力事業を主体とする子会社(パシフィックパワー(株))を設立し代表取締役を2025年6月まで10年間勤める。その間に自治体と共同出資の地域エネルギー会社を19社設立。グループ子会社の中でもトップの売上、利益を達成。社長を退任後も顧問として在任している。これまでの経験を活かし企業の新規事業、事業展開のコンサルティングをするための会社である“エナジー戦略パートナーズ(株)”を設立し、2026年1月より本格稼働予定。
トップとして経営に携わった会社は4社、期間は計20年に及ぶが、いずれも自ら新規事業機会を探索し、企画し、会社を設立したものである。また、その携わった全会社事業において3年単黒5年累損解消を達成し、利益を上げてきた実績を持つ。

宇都宮市生まれ。中央大学理工学部電気電子工学科卒業後、関電工に入社。送配電関連業務に18年従事。その後、バイオマス発電ベンチャー、大型蓄電池ベンチャーを経て、日本電気株式会社(NEC)へ。NEC在籍時にエフビットコミュニケーションズの経営に携わり、2017年4月に同社代表取締役社長に就任。新電力エフビットの経営を牽引した後、退任。その後、ネクステムズ取締役として宮古島未来エネルギーの立ち上げに関与するなど、複数の電力ビジネスに携わる。現在は、複数の脱炭素先行地域の経営支援や、マイクログリッドプロジェクトのプロデュースを手掛ける。資格・特技:技術士(経営工学部門)、利酒師、格闘家。
