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量子技術民主化に向けたKDDIの挑戦〜AI・量子共通基盤技術の取り組み〜

12月22日(月)
株式会社KDDI総合研究所
AI部門 量子コンピューティンググループ
グループリーダー
斉藤 和広(さいとう かずひろ) 氏
KDDI株式会社 先端技術研究本部 基盤技術研究部
量子計算機応用グループ グループリーダー
稗圃 泰彦(ひえはた やすひこ) 氏
KDDI株式会社 先端技術企画本部 先端企画統括部
企画グループ グループリーダー
杉山 浩平(すぎやま こうへい) 氏
Ⅰ.量子技術の概要と課題 〜量子技術の現在地〜
斉藤 和広 氏
近年、期待の集まる量子コンピューティング技術について実例をベースに概説するとともに、量子技術研究の潮流や量子技術普及に向けた技術課題について述べる。
1.量子コンピューティング概要
2.KDDIの取り組み事例と課題
Ⅱ.AI・量子共通基盤の取組 〜量子技術の民主化に向けて〜
稗圃 泰彦 氏
量子技術はハードウェア、ソフトウェアをはじめ様々なレイヤで急速な進展を見せている。各レイヤの量子技術の導入敷居を下げ、ビジネスでの利活用を促進するAI・量子共通基盤技術の取組を概説する。
1.量子コンピューターの普及に向けた実用上の課題
2.AI・量子共通基盤技術の取組、ねらい
Ⅲ.量子時代のビジネス機会と顧客ニーズ
杉山 浩平 氏
量子コンピュータの成熟の加速により、化学計算などの応用領域の拡大が進んでいる。今後の有望領域と現場のヒアリングに基づくビジネスユース、展望について概説する。
1.量子によるユースケース事例
2.量子技術の事業機会仮説と展望
Ⅳ.質疑応答/名刺交換


2010年 成蹊大学大学院工学研究科博士課程前期修了、同年 KDDI株式会社入社。2012年に株式会社KDDI総合研究所へ出向。2017〜2018年 カーネギーメロン大学客員研究員。2024年 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。現在、株式会社KDDI総合研究所量子コンピューティンググループ・グループリーダー。ビッグデータ処理基盤、AI基盤、量子計算などの研究開発に従事。

2005年 電通大 情報通信工卒。2007年 同専攻科博士前期課程修了。同年 KDDI(株) 入社。以来、KDDI研究所(現KDDI総合研究所)にて通信ネットワークにおけるトラヒック制御およびロボティクスに関わる研究開発に従事。現在KDDI(株)先端技術研究本部にて量子計算機に関する研究開発に従事。平成25年度電子情報通信学会学術奨励賞、令和4年度前島密賞受賞、令和7年度文部科学大臣表彰。

2009年 KDDI入社後、KDDI研究所(現KDDI総合研究所)にて新世代ネットワーク、分散コンピューティング、ネットワークエコノミクスに関する研究開発に従事。2016年からKDDIにて、スマートフォン料金プランの企画、戦略策定に従事。2021年からKDDI総合研究所にて、サーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルに関する研究開発を経て、2024年より現職にて、量子計算機に関する企画、事業開発に従事。博士(情報科学)。
