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小型モジュール炉(SMR)に関する海外動向と今後の見込み〜世界的な原子力への動きとSMRの特徴を踏まえ〜
8月 4日(月)
日本政策投資銀行
産業調査部ソリューション室 副調査役
村松 周平(むらまつ しゅうへい) 氏
先進国においてもデジタル化による電力需要の増加が見込まれる中で、世界的に原子力発電の重要性が再認識されており、従来の課題を克服し得る次世代革新炉に期待が集まっております。特に、技術成熟度の観点から実現可能性が高く、大型軽水炉におけるさまざまな課題を克服し得る特徴を有するSMRに注目が集まっており、各国で様々なプレイヤーが開発・社会実装を進めております。
本セミナーでは、SMRの技術的特徴、国内外の開発・社会実装の動向、そして導入における多岐にわたる課題と解決の方向性について解説致します。
1.はじめに
(1)弊行概要 (2)調査テーマの全体像
2.電力需要の増加と原子力への注目
(1)次世代革新炉の概要 (2)原子力発電に係る課題 (3)世界の原子力政策動向
3.SMRに対する期待と懸念
(1)SMRへの期待 (2)SMRに係る懸念事項 (3)SMRの導入先
4.DCに対する電力供給策
(1)データセンターの概要 (2)データセンターに対する電力供給策
5.SMRの開発動向
(1)軽水炉SMRの主要企業動向 (2)非軽水炉SMRの主要企業動向
6.日本の産業競争力強化に向けて
(1)各国動向 (2)日本のサプライチェーン (3)導入に向けた論点
7.質疑応答/名刺交換
2021年日本政策投資銀行入行。企業金融第5部にて電力業界における投融資に従事した後、2023年4月より現職。エネルギー業界のアナリストとして、業界マクロトレンドのフォローや革新技術の調査を行う。特に、電力系統の変革に向けた注目技術として、ペロブスカイト太陽電池・蓄電池・長期エネルギー貯蔵技術(LDES)・デマンドレスポンス(DR)・SMR等に注目。