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【蓄電所にビジネスチャンスあり!】
-系統用蓄電池の収益構造、運用開始プロセス等
-LDES開発企業、主要37社から見据える今後の可能性
8月22日(金)
RAUL(株) 代表取締役社長
(一社)エネルギー情報センター 理事
江田 健二(えだ けんじ) 氏
東北電力株式会社 事業創出部門 アドバイザー
大阪大学フォーサイト株式会社 取締役
出馬 弘昭(いずま ひろあき) 氏
Ⅰ.系統用蓄電池ビジネスの全体像と実際の運用まで 【江田 健二 氏】
再生可能エネルギーの拡大とともに、電力系統の安定化を支える「系統用蓄電池」の市場が急成長しています。
系統用蓄電池の基本的な仕組みから、なぜ今このビジネスが注目されているのかという背景、ビジネスモデル、収益構造や導入から運用までの具体的なステップをわかりやすく解説します。また、運用フェーズにおける主要なプレイヤーやアグリゲーター等、各プレイヤーとその役割もご紹介します。
系統用蓄電池の主要プレイヤーや業界最新動向を知ることで、新たなビジネスチャンスを掴みましょう!
1.系統用蓄電池ビジネスとは?
2.ビジネスの収益構造/各市場
3.導入検討から運用開始までの流れ
4.主要なビジネスプレイヤー
5.質疑応答/名刺交換
Ⅱ.LDESの最新トレンドと主要な開発企業 【出馬 弘昭 氏】
現在主流の再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電)は不安定なため、SDES(短期エネルギー貯蔵)が必要です。主なSDESはリチウムイオン電池で数時間のエネルギー貯蔵が可能ですが、将来、再生可能エネルギー比率が50%程度になると、LDES(長期エネルギー貯蔵)が必要になります。LDESは10時間以上から数ヶ月のエネルギー貯蔵が可能です。LDESの技術分類は電気化学・機械・熱・化学方式があり、本講演ではLDESの最新トレンド、各方式の特徴・主な海外開発企業37社の紹介など、新たなビジネスチャンスのヒントとなる情報を解説します。
1.LDESが必要となる背景
2.4つの技術方式の特徴
3.電気化学LDESを開発する主な企業7社
4.機械式LDESを開発する主な企業14社
5.熱方式LDESを開発する主な企業14社
6.化学方式LDESを開発する主な企業2社
7.質疑応答/名刺交換
1977年 富山県砺波市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。アクセンチュア株式会社に入社。現在は、RAUL株式会社代表取締役、一般社団法人エネルギー情報センター理事、サステナビリティコミュニケーション協会理事等、環境省地域再省蓄エネサービスイノベーション委員会委員、厚生労働省中長期キャリア形成支援検討委員会委員等。主な著書に『2025年「脱炭素」のリアルチャンス』、『図解即戦力電力・ガス業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』、『蓄電所ビジネス』、『むしろ、じっくり話していい。』等。
大阪ガスのR&D・IT部門でオープンイノベーション・行動観察・データ分析等を主導。2016年より業界で初めて米シリコンバレーに駐在し、欧米の脱炭素系スタートアップとの事業開発を開拓。2018年 東京ガスに入社し、シリコンバレーのCVC立上げに参画。Plug and Play Tech CenterのCorporate Innovation Awardを業界初受賞。2021年 帰国し、東北電力の事業創出部門アドバイザーに就任。また大阪大学フォーサイトの取締役、AI企業・製造業・脱炭素投資ファンド等の顧問、海外スタートアップの日本展開支援等にも従事。南カリフォルニア大学ロボット研究所客員研究員、京都大学非常勤講師、大阪市立大学非常勤講師、日本オペレーションズリサーチ学会副会長などを歴任。京都大学工学部機械系物理工学科卒。