ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
事業構想を「書く」〜意思決定の壁を突破し、事業開発を加速させるフレームワーク〜
9月 4日(木)
株式会社NEWh 執行役員
堀 雅彦(ほり まさひこ) 氏
新規事業開発が停滞する最大の原因は、その高い不確実性にあると考えられます。それ故に世に出し試す機会をいかに作れるかが重要になってきますが、ロジックや数値に基づいた「確証」だけを積み上げても、意思決定者の懸念を完全に払拭し、承認を得ることは極めて困難です。本講演では、この「意思決定の壁」を突破する鍵として、論理的な「確証」と、顧客への深い共感から生まれる「確信」を両立させるアプローチの重要性と、マクロな市場分析とn=1の顧客を深く見つめるミクロな観察を往復することで、事業構想の解像度を高める方法論を解説します。さらに、この複雑な思考プロセスでチームが“迷子”にならないための道標として、独自のフレームワーク「Value Design Syntax®」を紹介。不確実性の高い新規事業を、高速かつ確実に前進させる実践的な方法論を学んでいただけます。
1.事業開発における意思決定:事業開発という業務の特性/難しさ
2.意思決定突破の方程式:ビジネスモデルとは何か。事業開発とは何か。
事業開発を前に進めるために目指すべき状態
3.「確信と確証」とプロセス:確信と確証を併せ持つ事業構想の描き方。
仮説検証サイクルと「CHECK」の重要性
4.事業構想フレーム「VDS」:VALUE DESIGN SYNTAXの狙いと構造
(構想を“文章で書く”というアプローチの紹介)
5.コンセプトデザイン:コンセプトとは何か。顧客、課題のあるべき捉え方
6.戦略と仕組みデザイン:2つの競合優位性。戦略と仕組みの「つながり」
7.収益性デザイン:料金モデルの構造・コスト構造を捉えるとは。収益性の段階構造
8.質疑応答
※受講者全員に著書
「事業構想を「書く」 ビジネスモデルを可視化し新規事業開発を加速させるフレームワーク」(翔泳社 2024年10月刊)を進呈
・ライブ/アーカイブ配信をご受講の方には、お申込時のご登録住所に書籍をご送付致します。
・開催日直前にお申込の場合、開催日までにお手元に届かない可能性がございますことを、予めご了承ください。
日系総合コンサルティングファーム、大手 IT 企業、デジタルエージェンシーのマーケティングプランナー職を経て、2016年にイノベーションデザインコンサルティングファーム WHITE に参画。その後、2021年の NEWh 創業時からビジネスデザイナーとして新規事業開発領域全般での支援を担うとともに、事業構想フレーム「バリューデザイン・シンタックス®」を開発し、リリース。2024年1月に NEWh の執行役員に就任。コンセプト開発、ビジネスモデルデザイン、実証実験計画など事業開発支援を担うと同時に、新規事業を生み出し続けるための企業活動全般の支援も担う。事業開発に再現性をつくり出すことが関心。