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AIホスピタルで実現する!
〜地域デジタルネットワーク「さくらネット」の展開〜
8月26日(火)
国家公務員共済組合連合会
横須賀共済病院 病院長
長堀 薫(ながほり かおる) 氏
医療DXに興味があるけれど、どこから手を付けたらよいか、投資効果はどうなのかお悩みの医療者は多いのではないでしょうか。2018年から内閣府のSIP“AIホスピタルプロジェクト”でDXに取り組み、やっと!ですが確実な効果を感じています。院内では音声入力できる電子カルテやAI薬剤自動鑑別を装備したスマートフォン、生成AIによる退院サマリーや紹介状の自動作成など導入してスタッフの労働量削減に努めています。院外では昨年から神奈川県の全面的な支援を受け、湘南鎌倉総合病院や医師会などの協力を得て、地域デジタルネットワークである「さくらネット」を展開し、厚労省のSBIR事業で開発しているPersonal Health Recordである「さくポ」と連携させて、医療施設、患者・市民とのデジタル医療情報の共有化を進めています。成果についてご報告します。
1.医療DXを進めるコツ
2.院内でのDXの展開
(1)魅力満載の電子カルテ付きスマートフォン
(2)生成AIを活用する文書の自動作成
(3)患者と話しているとSOAP形式で記載される、夢の電子カルテ
3.「さくらネット」と「さくポ」による医療デジタル情報の共有化
4.質疑応答
1978年 横浜市立大学医学部卒業、同年 横浜市立大学病院、田浦共済病院、横須賀共済病院、横浜市立大学医学部第二外科、山梨医科大学第1外科を経て、1987年 米国カリフォルニア州City of Hope研究所 Biochemical Genetics 博士号取得後研究員。1989年 山梨医科大学第1外科講師 医局長。1998年 横浜市立大学浦舟病院第2外科講師。
2001年 横須賀共済病院 外科部長、診療部長、副院長・分院長、病院長代理を経て、2014年より病院長。
現在に至る。
1987年 横浜市立大学医学部博士。2017年 横浜市立大学医学部 臨床教授。
一般社団法人さくらネット協議会 理事長、神奈川県病院協会 副会長、公立大学法人神奈川県立保健福祉大学教育研究審議会 委員、公益財団法人横須賀芸術文化財団 監事等、公職を多数現任。