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量子コンピュータ産業化への展望〜日本の量子産業創出に向けてビジネス側面から現状と将来性を紐解く〜
10月15日(火)
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
量子技術戦略リード
馬場 慎一郎(ばば しんいちろう) 氏
量子コンピュータは様々な国で技術開発及び事業化の取り組みが進んでおり、特に足元では大規模な投資が次々と実行され競争が激化している。今年は誤り訂正に関するブレークスルーが発表されるなどFTQC(Fault-Tolerant Quantum Computer)の実用化も近い。
我が国の量子技術は世界に対して一定の評価がなされている一方で欧米のプレイヤーによって技術開発は先行。また量子コンピュータの活用は一部企業での検討にとどまり本格的な産業利用は進んでいない。
本講演ではこれら量子コンピュータの現状や課題、将来の産業化に向けた展望をビジネス側面から紐解く。
1.量子コンピュータの技術開発見込み
2.量子コンピュータの主要プレイヤー
3.量子コンピュータに関する主要各国の取り組み
4.量子コンピュータの産業ユースケースと事業化に向けた課題
5.質疑応答/名刺交換
外資系ITベンダーを経てデロイトトーマツコンサルティングに入社。ベンダー時代にはAIの技術開発を担当。現職では次世代のコンピューティングテクノロジー、特に量子技術の専門家として、新規事業創出プロジェクトを多数リード。その経験は、量子技術のトレンド調査からユースケース探索、スタートアップ分析まで幅広く、民間企業の事業戦略から官公庁の政策立案まで対応している。また、技術戦略の担当として、メガトレンドや将来シナリオを意識した中長期的な量子の未来像を描くことで産業界の課題を先回りし、真の価値を生むビジネス創出を目指す。