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ヒトからAIへのタスクシフトによる
〜病院一丸となって「病院改革」と「医療DX」を推進する横須賀共済病院の歩み〜
9月12日(木) 終了済
国家公務員共済組合連合会
横須賀共済病院 病院長
長堀 薫(ながほり かおる) 氏
医療DXに取り組んでみたい、でもどこから手をつけていいのか見当がつかないとお悩みの施設は、意外と多いのではないでしょうか。DXを進めるには、ポイントが二つあります。まず、デジタル技術で何を成し遂げたいのか、目的をはっきりとさせること、そしてやると決めたら皆が一丸となって同じベクトルに向かえる、組織力を養うことです。
そうはいっても、当院は11年前には経営がどん底でした。組織を改革し2020年度に日本経営品質賞を受賞、同時期から内閣府のSIP AIホスピタルプロジェクトに参画し、患者、スタッフに優しいAIホスピタルの実現を目指して開発を進めてきました。これらの歩みを紹介したいと思います。
1.どん底からの復活
(1)喫緊の課題の解決
(2)経営のアウトフレーム作り(ミクロの環境分析、3C分析、4Pなど)
(3)理念、ビジョンと経営の5本柱
(4)ヒールからの脱却、V字回復へ
2.新型コロナウイルスとの闘い
3.医師の働き方改革
4.医療DX
(1)患者・スタッフに優しいAIホスピタルの実現
(2)医療デジタルネットワーク「さくらネット」の立ち上げ
5.質疑応答/名刺交換
1978年 横浜市立大学医学部卒業、同年 横浜市立大学病院、横浜市立大学医学部第一解剖、田浦共済病院、
横須賀共済病院、横浜市立大学医学部第二外科、山梨医科大学第1外科を経て、1987年 米国カリフォルニア州
City of Hope研究所 Biochemical Genetics 博士号取得後研究員。1989年 山梨医科大学第1外科講師 医局長。
1997年 横浜赤十字病院 外科副部長。1998年 横浜市立大学浦舟病院第2外科講師。
2001年 横須賀共済病院 外科部長、診療部長、副院長・分院長、病院長代理を経て、2014年より病院長。現在に至る。
1987年 横浜市立大学医学部博士。2017年 横浜市立大学医学部 臨床教授
一般社団法人さくらネット協議会 理事長、神奈川県病院協会 副会長、公立大学法人神奈川県立保健福祉大学教育研究審議会 委員、公益財団法人横須賀芸術文化財団 監事等、公職を多数現任。