SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【文部科学省/キヤノン電子管デバイス】

フュージョンエネルギーの最新動向

No.
S24342
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2024年 8月 9日(金) 13:30~16:00 終了済
詳しく見る
受講料
1名につき 27,500円(税込)
備 考
※都合により第1講師が変更になりました。
馬場 大輔 氏 → 山﨑 久路 氏

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。
主 催
公益財団法人 原総合知的通信システム基金

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

8月 9日(金) 終了済

Ⅰ.フュージョンエネルギー・イノベーション戦略について

内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 参事官
文部科学省 研究開発戦略官付 課長補佐
山﨑 久路(やまざき ひさみち) 氏

13:30~14:40

令和5年4月に我が国初の国家戦略として、「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」を策定した。従来の ITER 計画からの原型炉開発というアプローチを強力に推進するとともに、フュージョンエネルギーを新たな産業として捉え、産業協議会の設立等、多面的なアプローチにより実用化を加速することとしている。
当日は、戦略の概要に加え、戦略を踏まえた最近の取組など、政策の方向性について紹介したい。

1.フュージョン(核融合)エネルギーについて
2.フュージョンエネルギー・イノベーション戦略
3.研究開発の全体像
4.フュージョンエネルギーを巡る諸外国の動向
5.国家戦略を踏まえた最近の取組
6.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.核融合向け電子デバイス(ジャイロトロン)開発の取り組み

キヤノン電子管デバイス(株) 技術最高責任者(CTO)
斉藤 啓一(さいとう けいいち) 氏

14:50~16:00

当社(キヤノン電子管デバイス株式会社)は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)と共同で南フランスに建設中の国際熱核融合実験炉(ITER)でプラズマ加熱に用いる高出力マイクロ波源「ジャイロトロン」の開発に成功し、ロシアや欧州に先駆けて完成させ、ITERの運転開始とその後の核融合実験の前進に貢献しました。当社の技術が核融合に使用されるジャイロトンにどのように活用されているか紹介します。

1.キヤノン電子管デバイス株式会社の技術の紹介
2.当社の科学技術関連の取り組みについて
3.核融合研究への当社の取り組み
4.核融合に使用されるジャイロトロンの技術開発展開
5.今後の展望
6.質疑応答/名刺交換

山﨑 久路(やまざき ひさみち) 氏
2007年文部科学省入省。研究開発局原子力研究開発課、内閣官房原子力発電所事故による経済被害対応室、研究開発局原子力損害賠償対策室、外務省東南アジア諸国連合(ASEAN)日本政府代表部(併 在インドネシア日本国大使館)一等書記官等を経て現職。原子力の研究開発推進や福島原発事故の損害賠償等の業務のほか、現在は、自身の学生時の専攻分野である核融合分野に携わる。
斉藤 啓一(さいとう けいいち) 氏
1988年 株式会社東芝入社、イメージングデバイス事業責任者、技術管理部長、経営企画部長を歴任、2015年 キヤノン電子管デバイス株式会社(2016年に東芝グループからキヤノングループへ)取締役就任、技術統括責任者(CTO)、品質統括責任者(CQO)を担当。博士(工学)、技術士(原子力・放射線)。応用物理学会、日本放射線技術学会、日本技術士会 原子力・放射線部会、東京都中小企業診断士協会に所属。