会場受講/ライブ配信
新任人事スタッフの基本〜人事スタッフとして基礎を確立するために〜
4月25日(木) 終了済
斉藤社会保険労務士事務所 人事コンサルタント
斉藤 貴久(さいとう たかひさ) 氏
人事部門は、「人事企画、採用・異動、労務、能力開発」など多岐に渡る業務を担当します。これらの業務は、専門性も高く継続して学んでいかなければなりません。また、新人として経験した業務の中には、理解不足・経験不足のこともあるでしょう。本セミナーは、人事部に配属された新入社員やOJTで身に着けた知識や経験を整理したいスタッフのため、人事業務の基礎を確立することを目的としています。
人事スタッフの仕事は、従業員のキャリアに関わります。入社から退社まで様々な局面を支えていくのが仕事です。キャリアの各ステージについて年齢を基軸として追いかけます。なお、会場受講の場合、質疑など相互に確認しながら有意義な情報交換が可能です。
1.はじめに
(1)人事スタッフとしての勉強と情報収集
2.人事部の役割と機能
(1)経営と人事部の位置づけ
(2)人事部の機能
3.従業員の職業人生から見た労務管理
(1)『22歳 私、新卒で入社しました。』 /入社に際して関わる労務管理
(入社手続、社会保険、労働条件通知書、就業規則、労使協定)
(2)『25歳 私、バリバリ働いています。』 /労働時間と賃金に関する労務管理
(労働時間と賃金、法定と所定労働時間、休日・休暇、残業)
(3)『29歳 私、昇格しました。』 /キャリアに関する労務管理
(等級制度、能力開発、評価の種類と考え方)
(4)『30歳 私、結婚・子供ができました。』 /ワークライフ・バランスに関する労務管理
(結婚、出産・育児、休職)
(5)『38歳 私、転職しました。』 /キャリア・チェンジに関する労務管理
(出向・転籍、転職・退職)
(6)『50歳 私、懲戒解雇されました。』 /トラブルに関する労務管理
(解雇、懲戒)
(7)『60歳 私、定年・再雇用になりました。』 /終期ステージに関わる労務管理
(定年、再雇用)
4.質疑応答/名刺交換
斉藤社会保険労務士事務所所長、神奈川大学経営学部講師、日本労使関係研究協会(学会)会員、東京都社会保険労務士会会員。法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了(経営学専攻/MBA)。
上場企業の人事マネージャー及び商社系コンサルティングファームのシニアコンサルタントを経て社労士事務所を開設。「人事屋」として労務相談、人事制度構築、従業員意識調査、人事コンプライアンス調査などの業務を提供している。