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カーボンニュートラル社会を支える
4月26日(金) 終了済
(一財)エネルギー総合工学研究所
カーボンニュートラル技術センター
炭素循環エネルギーグループ 副主席研究員
酒井 奨(さかい すすむ) 氏
2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けて、各国が様々な施策を打ち出している一方で、昨今のウクライナ情勢やイスラエル・ハマスの衝突によるエネルギー情勢の不安が高まっている。
こうした背景の中、GHG排出量の削減と経済の維持・向上を両立させるため、日本では2023年6月にカーボンリサイクルロードマップを公表し、2024年2月にCCS事業法を閣議決定しました。
本セミナーでは、日本が世界に先行してロードマップを公表したカーボンリサイクルに着目し、これを構成するCO2分離回収やCCUSなどの基本的な考え方や開発状況、課題、将来展望などを紹介します。
1.はじめに
(1)CO2排出量と削減目標
(2)日本のエネルギーフローを読み解く
(3)再生可能エネルギーの見方と考え方
2.カーボンリサイクル
(1)カーボンリサイクルロードマップの概要
(2)カーボンリサイクルを構成する技術の開発動向
①CO2分離回収技術
②CO2有効利用技術(CCU)
③CO2輸送と貯留(CCS)
3.カーボンリサイクルの実現に向けて
4.さいごに
5.質疑応答/名刺交換
2000年3月 静岡大学大学院理工学研究科修了。博士(工学)。
2000年4月〜 信州大学・ポスドク研究員。
2001年3月〜 カナダ・ビクトリア大学、ポスドク研究員。
2003年4月〜 静岡県工業技術研究所、上席研究員。
2014年1月〜 現在