SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【ベトナム現地調査にみるOEMの近未来】

日系OEM東南アジア戦略の危機

〜ベトナムの堅調なシェア総崩れの懸念、中国のEV出遅れ鮮明〜

No.
S24106
会 場
会場受講はございません

開催日
2024年 2月26日(月) 13:00~15:00 終了済
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受講料
1名につき 33,110円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」とご記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

2月26日(月) 終了済

日系OEM東南アジア戦略の危機

株式会社Tech-T 代表取締役/埼玉工業大学 客員教授
(元トヨタ自動車/Samsung SDI) 博士(工学)
高原 忠良(たかはら ただよし) 氏

13:00~15:00

ベトナムでは、日系OEMが圧倒的なシェアを占めていました。特に、トヨタ自動車の戦略開発車のIMVシリーズやカローラベースのセダンは、ハノイ・ホーチミンともに街中のどこでも見かける状況でした。一方で、ベトナム現地の電気自動車会社のビンファストのBEVが急拡大しています。ベトナム北部では韓国系のクルマも目立っていました。
上海での電気自動車普及状況調査では、中国系が圧倒的シェアを確保しており、日系はほぼ皆無でした。ベトナム市場の近未来として、日系OEMの総崩れを懸念せざるを得ません。
なぜ、トヨタ自動車は東南アジアで大成功を収めたのか、中国で高い人気を得ることができたのかを振り返ることは今後の予測として価値があります。また、BYDやHyundaiグループのBEVのプラットフォーム戦略とトヨタのマルチパスウェイ戦略を比較します。
トヨタ内部でその戦略に触れてきた講師自らのアジア地区現地調査による分析です。
自動車関連の部品・素材メーカなどの戦略の参考となるセミナーです。

1.現地調査から
 (1)ベトナム ホーチミン・ハノイ  
 (2)中国 上海  
 (3)韓国 ソウル
2.大成功のトヨタ自動車の東南アジア戦略
 (1)インドネシア発、タイで熟成したIMV  
 (2)中国向け専用車の東南アジア展開
3.OEMのプラットフォーム戦略
 (1)トヨタのTNGA  
 (2)BYD、HyundaiグループのBEV専用プラットフォーム
4.カーボンニュートラルを再整理
 (1)地球環境問題  
 (2)走行エネルギーと脱炭素
 (3)BEVは伸びるか? さらなる新興勢力は?
5.今後の方向性やビジネスチャンス
 (1)トヨタのマルチパスウェイ戦略  
 (2)政治と地政学  
 (3)ビジネスチャンス探訪
6.まとめ
7.質疑応答

※最新動向により内容の一部を変更する場合があります。

高原 忠良(たかはら ただよし) 氏
トヨタ自動車においては、バンパやインパネ、ガソリンタンクなどのプラスチック材料や成形加工の開発と量産化、さらにその評価のためのデジタル技術の構築と実務展開に従事しました。その後、韓国サムスン系の第一毛織(現ロッテ先端素材)では、エンジンプラスチックの自動車用途開発を担当し、日本・中国・タイの自動車メーカと協業しました。2020年からは、株式会社Tech-Tにて今後の車載プラスチック動向の調査分析と情報発信に取り組んでいます。特に近年は各種EV・FCVの試乗評価。中韓の現地調査などを元にオリジナルの視点でコメントを発信しています。プラスチック成形加工学会、自動車技術会 会員。
新日本無線株式会社(現社名:日清紡マイクロデバイス) 高融点金属・セラミックの研究。トヨタ自動車 樹脂部品生産&材料・加工技術・CAE開発。Samsung SDI(韓国本社) エンプラ研究所。大手自動車メーカ 研究所 次世代車要素技術開発。2017〜現職 埼玉工業大学 客員教授。・2020〜現職 株式会社Tech-T(ビジネスブランド名:技術オフィスTech-T)設立。