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【世界最先端スタートアップへの投資を行うシリコンバレーのベンチャーキャピタリストが提言】
生成系AI、SDGs、自動運転、バイオテクノロジーなど
2月28日(水) 終了済
米国 ペガサス・テック・ベンチャーズ
創業者 兼 CEO
Anis Uzzaman(アニス ウッザマン) 氏
2023年はコロナ禍からようやく脱却し、日常が戻ってきたことが実感されました。その一方で世界経済はインフレ、紛争、脱炭素など引き続き大きなうねりに直面しています。このような変化や課題は解決策を求め、そこに新たなビジネスやテクノロジーが生み出されるチャンスでもあります。そのような観点から、このセミナーでは2024年に大きなうねりとなる注目すべきビジネス及びテクノロジーのトレンドにつき、スタートアップ等の事例を踏まえながら解説いたします。
さらに、大企業としてどのようにイノベーションを起こし、ビジネスチャンスにつなげ、そのためには何をすればいいのか、といったことについても触れていきます。我々はそのための有効な方策として、CVC 4.0というコンセプトを提唱しており、このCVC 4.0についてもご説明いたします。
1.2024年の注目ビジネス・テクノロジー・トレンド
2.テーマ別各論
(1)驚異的な進化を遂げる生成系AI
(2)2030年までに12兆ドル以上の事業機会が見込まれるSDGs
(3)急拡大するサイバークライムを防衛するサイバーセキュリティ
(4)大規模コンピューティングの主流を占める量子コンピューティング
(5)サプライチェーン及びオフィスで進む自動化
(6)メタバースの急速な導入が見込まれるWeb3
(7)大きく成長する自動運転技術
(8)技術革新を支える高速で信頼性の高い5G/6Gネットワーク開発
(9)遺伝子編集、合成生物学、個別化医療分野での進化が期待されるバイオテクノロジー
(10)直感的で応答性の高いエクスペリエンスを提供するヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)
3.ペガサス・テック・ベンチャーズについて
(1)ペガサス・テック・ベンチャーズの取り組み
(2)大企業のイノベーションを支援するCVC4.0のスキームについて
4.質疑応答/名刺交換
※日本語での講演となります。
米国シリコンバレーを拠点に世界14カ国に展開するペガサス・テック・ベンチャーズを運営し、主に初期投資とファイナルラウンドを専門として、IT、ヘルスケア、人工知能、ロボティクス、クラウド、ビッグデータ、フィンテック、量子コンピュータ、次世代ITテクノロジー分野を中心に投資する。現在、全体で3,000億円相当のファンドを運営しており、日本の大手事業会社36社とのパートナーシップによる大手企業内のイノベーション促進の実績を持つ。これまで米国、日本、東南アジアにおいて260社以上のスタートアップへ投資を実施しており、主要な投資実績としては、アメリカでは、SpaceX、Airbnb、23andMe、Bird、SoFi、Rigetti、ThirdLove、Vicarious、Genius、Colorなどへ投資しており、投資家とスタートアップの事業提携を目的とした戦略投資も活発に行っている。日本では、マネーフォワード、モダリス、メタップス、エアトリ、AI CROSS、ZUU、ジーニー、ディー・エル・イーといった既に上場した企業のほか、SkyDrive、Mujin、テラモーターズ、ユニファ、モンスターラボ、スターフェスティバル、Life is Tech、FiNC等への投資を行っており、これら投資先の海外展開支援を手掛けた実績を有する。学生時代“Made in Japan”の高い技術力に憧れ、高校卒業後、日本の文部科学省から奨学金を受け来日。日本語を学びつつ、東京工業大学工学部開発システム工学科卒業。その後オクラホマ州立大学工学部電気情報工学専攻にて修士、東京都立大学(現・首都大学東京)工学部情報通信学科にて博士を取得。IBMなどを経て、シリコンバレーにてペガサス・テック・ベンチャーズを設立。次世代を担う起業家や学生に会社運営、資金調達およびイグジット戦略の指導、サポートも行っている。
【専門分野】ベンチャー投資、イノベーション、グローバル経営戦略など。【主な著書】「スタートアップバイブル」(講談社)、「世界の投資家は、日本企業の何を見ているのか?」(KADOKAWA/中経出版)、「シリコンバレーは日本企業を求めている」(ダイヤモンド社)