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半導体市場予測とルネサスのエッジAI戦略
1月11日(木) 終了済
国際技術ジャーナリスト/セミコンポータル編集長/
News & Chips編集長
津田 建二(つだ けんじ) 氏
2023年は、前半が前年比マイナスの不況にあえいでいたが、後半から少しずつ回復し始めた。24年は回復の年になりそうだ。そして、2023年の世界半導体市場のトップには22年に11位だったNvidiaがいきなりトップに来るという大胆な見込みもある。
2024年の市場がどうなるか、予測される技術トレンドから2024年の世界半導体の動きを予想してみる。日本でも半導体製造のファウンドリが現れてきており、その動きの最新情報をお届けする。
1.2023年の総括
2.半導体市場のけん引車は何か
3.スマホとパソコンが新時代へ
4.クルマのEV化は加速
5.日本のファウンドリの動きと問題点
6.2024年の予想
7.質疑応答/名刺交換
ルネサスエレクトロニクス(株)
HPCソフトウェアAI統括部
ハイパフォーマンスコンピューティング・アナログ&パワーソリューショングループ
Vice President
Mandali Khalesi(まんだり かれしー) 氏
エッジIoTとハイパフォーマンス・コンピューティング・アプリケーションにおけるAIの高度な融合が加速している。エッジ・コンピューティングとAIoT(モノの人工知能)が業界にもたらす市場のダイナミクスとビジネスチャンスに関する展望を紹介する。そして、産業、自動車の各エンドマーケットにおける実用的な使用例とそれらを支える新しいソフトウェア構造を共有する。 ※日本語の講演です。
1.エッジAIの概念とAIOT
2.AIを活用した業務用IOTとそのソフトウェアエコシステム
3.AIを活用した車載SOCとビジョン系AIの最新トレンド
4.車載ビジョン系AIアプリ開発を支える新しいソフトウェア構造
5.質疑応答/名刺交換
日経エレクトロニクスを皮切りに半導体・エレクトロニクス産業を40年以上取材。日経マグロウヒル(現日経BP社)を経て、Reed Business Informationで、Semiconductor International日本版などを創刊。米国、欧州、アジアの記者との付き合いも長い。著書「メガトレンド半導体 2014-2023」(日経BP刊)、「欧州ファブレス半導体産業の真実」、「知らなきゃヤバイ! 半導体この成長産業を手放すな」(共に日刊工業新聞社)など。
ルネサスに入社する前は、トヨタで自動運転モビリティ・イノベーションのプロジェクトマネージャーを務めた。また、トヨタの自動運転ソフトウェア子会社であるWoven Planetの自動運転担当VPも兼務。当時、トヨタ出身の数百人のエキスパートで構成されていた会社から、ソフトウエアイノベーションの最前線に立つ、国際力豊かな2300人ものエンジニアを有する会社にまでに成長させた。また、トヨタ初のレベル2自律走行ソフトウェア・システムを開発し、2021年型レクサスLSと燃料電池EVミライに搭載した。トヨタの前は、ダイムラー、アウディ、BMWが出資するドイツのTier-1 Here Technologies社の自動車部門APAC責任者を務め、IVIソフトウェア製品とツールを自動車メーカーに提供することに注力した。それ以前は、ノキアのベルリン・ソフトウェア・キャンパスでSymbianとWindowsのコンシューマー・アプリケーションに携わり、オランダの家電大手TomTomの組み込みからクラウドへの拡張を支援し、コンサルティング会社のCapgeminiでJavaソフトウェア・エンジニアを務めた。