会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【ニュースペースの勃興】
8月24日(木) 終了済
株式会社Synspectiv CEO補佐
淺田 正一郎(あさだ しょういちろう) 氏
宇宙インフラの提供や宇宙データを利用する宇宙ビジネスは、現在でも約50兆円の規模を有し、2040年ごろには120兆円に達すると予測される成長産業である。この原動力となっているのが、スタートアップによる参入と、新しい宇宙ビジネスの展開である。
先人の成功例、衛星の小型化、データ処理技術の向上によるビッグデータ×AI活用に触発されてスタートアップが次々と宇宙ビジネスに参入し、既存産業の破壊と創造が始まった。
日本政府も宇宙ビジネスを、将来の日本の産業の柱とすべく、スタートアップ振興策を次々と打ち出しており、地方創生の一手段としての宇宙事業への取り組みも見られる。
1.伝統的な宇宙産業の紹介
2.新しい宇宙産業(ニュースペース)の勃興
・先人の成功例
・参入障壁の低下
・新しい宇宙データ利用
3.ニュースペースによる宇宙ビジネスの拡大
(1)宇宙データ・技術利用
(2)衛星インフラ構築・運用
(3)衛星輸送
(4)軌道上サービス
(5)地球近傍宇宙旅行・滞在
(6)月、火星、深宇宙旅行・資源開発、
4.日本政府の支援策
5.質疑応答/名刺交換
2018年6月より株式会社Synspectiveのビジネス開発部ゼネラルマネージャー、2022年10月よりCEO補佐。
1980年4月 三菱重工株式会社入社後、名古屋航空機製作所で日本の主力ロケットN-1、N-2、H-1、H-2のエンジニアとして働く。2007年6月に東京本社の宇宙機器部長に就任し、H-2A打ち上げに伴う全体的な事業開発も担当。2011年には、宇宙事業部長および宇宙戦略ビジネスユニット長に就任し、三菱重工の宇宙開発・ビジネス活動全般を統括。2014年4月に三菱重工の執行役員フェロー。2015年4月から2017年3月まで、米国三菱重工のワシントンDC事務所で副社長兼事務所長を務める。
2014年6月から2016年6月まで、日本ロケット協会会長。2017年6月から2021年6月まで(一財)日本宇宙フォーラム常務理事。2018年11月から2021年6月まで(株)スペースウォーカーの顧問。2021年4月よりSPACE COTAN株式会社の顧問。大分県出身。1978年3月、京都大学航空学科卒業後、1980年3月に東京大学大学院工学系研究科修士号取得。