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ドローン技術の最新動向〜ディープラーニング「AIの目」で空飛ぶロボットに進化したドローン〜
9月29日(金) 終了済
澤田雅之技術士事務所 所長
澤田 雅之(さわだ まさゆき) 氏
2022年12月、空の産業革命のレベル4(第三者上空における補助者なしの目視外飛行)が解禁されました。空の産業革命に向けて、ドローンは技術面の各般で進歩発展しています。
中でも特筆すべきは、ディープラーニングで実現した「AIの目」で周囲の状況を直視しつつ自律的な障害物回避飛行ができる、いわば、空飛ぶロボットに進化したドローンです。米国で実用化され、我が国での活用事例も増えています。
そこで、本セミナーでは、ドローン技術の最新動向について、基本的な飛行性能、無線技術、飛行させる方法、飛行の安全確保策等の各般にわたって分かりやすく解説します。
1.ドローンの基本的な飛行性能
-飛行速度、飛行時間、耐風速、防水性
2.ドローンで用いられる無線技術
-ISMバンドの利用、携帯電話の上空利用
3.ドローンを飛行させる方法
-直視又はFPVによる無線操縦、GPSによる自律航行
4.ドローンのフェイルセーフ機能
-電池消耗時や無線途絶時の墜落防止策
5.世界市場を席巻した中国DJI社のドローン
-卓越した無線技術と障害物探知回避機能
6.空飛ぶロボットに進化した米国Skydio社とAmazon社のドローン
-「AIの目」で障害物回避飛行
7.質疑応答/名刺交換
1978年に京都大学大学院工学研究科を修了し警察庁に入庁。警察情報通信研究センター所長を退職後に技術士資格(電気電子部門)を取得して、2015年に技術士事務所を開業。同年の首相官邸ドローン落下事件を契機として、カウンタードローンに関する調査研究を開始。伊勢志摩G7サミット、大阪G20サミット、ラグビーW杯、東京オリンピック等に向けて、警察庁、警視庁、海上保安庁、経済産業省、関係府県警察本部等でカウンタードローンについて講演。2018年以降は空の産業革命に向けたドローンの利活用にも調査研究の対象を拡大し、これまでに多数の執筆や講演を実施。