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【匂いの数値化技術と新たな分析技術によるコラボビジネス】
〜におい・かおり産業におけるDXを目指して〜
メタバース等の映像産業や食品、ヘルスケアなどにおける展開
8月25日(金) 終了済
(株)香味醗酵 代表取締役・最高事業開発担当
久保 賢治(くぼ けんじ) 氏
(株)NTTデータグループ 技術開発本部
イノベーションセンタ 課長
矢実 貴志(やざね たかし) 氏
香味醗酵とNTTデータは、2023年3月に包括的パートナーシップ契約を締結して、匂いの再構成技術の共同実験を進めています。
香味醗酵は、大阪大学発のベンチャー企業として2017年に創業し、世界で初めて世の中に存在するすべての匂いを数値化できる技術を実現しました。また、NTTデータは、量子コンピュータをはじめとした新たな計算技術を利用して、匂いのデータのような大規模・高難度な数値計算に対する効率的な計算方法の開発に取り組んでいます。
本講演では、2社が共同で取り組んでいる匂いの再構成技術の研究内容とこの技術確立により推進していく、食品、ヘルスケア、医療、メタバース等の映像産業などへの、事業展開の計画についてご紹介します。
1.匂いの数値化
2.匂いデータベース
3.匂いの再構成計算
4.組合せ最適化
5.大規模高速計算
6.匂いの産業創出
7.質疑応答/名刺交換
2017年5月15日に大阪大学 産業科学研究所 教授で永年の友人でもある黒田俊一氏の「嗅覚受容体の反応性に基づく全ての匂いの定量的表現法」に事業化の大きな可能性を見出し全ヒト嗅覚受容体セルアレイセンサーによる定量化の株式会社香味醗酵を創業した。
2011年 NTTデータ入社。数理モデルを用いた研究開発・実システム開発に従事。(交通管理システム渋滞緩和アルゴリズム研究、モンテカルロシミュレーション、数理最適化等)2018年から量子コンピューティングのビジネス活用に向けた研究開発に従事。