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【独Manufacturing-Xが目指すデジタルエコシステム】
〜日本企業はどう対応するのか〜
7月28日(金) 終了済
ロボット革命・産業 IoT イニシアティブ協議会
インダストリアルIoT推進統括
中島 一雄(なかしま かずお) 氏
Gaia-XやIDSAなど欧州における産業データ連携の動きはますます活発化しており、その中でも欧州自動車業界のデータスペースCatena-Xは参加企業の数や取り組みともに欧州発データスペースの代表格として巨大なデジタルエコシステムを築きつつあります。また、自動車だけでなく製造業全般を対象としたManufacturing-Xも動き始めました。
これらの動きは従来のメーカー、サプライヤの関係とどう違うのでしょうか?これまでできなかった何を解決していくのでしょうか?そして、彼らが指向するデジタルエコシステムとは何で、我々はどう向き合っていくのでしょうか?本稿では欧州動向を解説し、皆さんと日本のアクションを考えていきたいと思います。
1.欧州の選択:データ主権をベースとした産業データ市場
2.Gaia-X、IDSA(International Data Space Association)とデータ連携基盤のアーキテクチャ
3.第2フェーズに入りつつある欧州
4.例:Catena-X(自動車産業データスペース)の概要
5.欧州が目指すデジタルエコシステム
6.日本の取り組み
7.まとめ
8.質疑応答/名刺交換
1987年 富士通研究所に入社。磁性材料の研究後、光磁気ディスク装置の事業化に伴い米国駐在。帰国後はHDDの技術マーケティングに従事。記録装置の国際標準化にも参画。その後、東芝へ移籍。HDDビジネスに携わったのちに、システム系ビジネスを手掛ける東芝デジタルソリューションズにてM&Aやマーケティング業務を行う。2018年より同社からRRI(ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会)へ出向し現在に至る。RRIでは「IoTによる製造ビジネス変革WG」にてインダストリアルIoT推進統括を務める。この他、国際標準化 IEC スマートマニュファクチャリング システム委員会には国際エキスパートとして参画するとともに、国内委員会 事務局長を務める。