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【SDGsの潮目が変わる】
-選別され、変質するSDGsビジネス-
7月 5日(水) 終了済
(株)ICTソリューション・コンサルティング
代表取締役社長/クリエーター
冨永 孝(とみなが たかし) 氏
欧米を中心に次世代ビジネスの大きな潮流を形成してきたSDGsの流れが、EUのEV完全移行(2035)の無期延期から大きく変わりつつある。また、FY22のフォーチュン500では、先がないはずの化石燃料の代表企業であるサウジアラムコ(1位)ガスプロム(16位)が大きく利益を伸ばし、欧米石油メジャー5社は空前の1500億ドル(約20兆円)の利益を出しています。さらには、SDGs(環境系)に大きく融資、投資をしてきたクレディスイスやアメリカの中堅金融機関が倒産危機に瀕しています。皆さんはこれをどう解釈しますか。
・このまま、SDGsの流れは進むか?
・取捨選択、シナリオ変更があるのか?
・もしかしたらこの流れは空中分解を起こし瓦解するのか?
背景には、欧米を中心とした経済体制に対抗する非G7(中国、ロシア、産油国)、エネルギー、食料価格高騰によるインフレ、グローバリズムに対抗するナショナリズムとバブル崩壊(予測)による投機・投資マネーの引き上げがあると思われます。
これによって、従来のSDGsビジネスも大きく選別される時代に突入しつつあります。
従来のSDGs=全て明るい未来の方程式が実態のないSDGs(SDGsウオッシュ)さらには、将来性のないSDGsが明確になりつつあります。
これからのSDGs=本物のSDGs+偽物(成長ポテンシャルのない)のSDGs。
今回の講義では、以下の3つについて重点的にご説明します。
●そもそもSDGsとはなにか?
●マネーゲームの果てに、成長するSDGsと縮小するSDGsは?
●日本企業はどこに向かうべきか?
1.10のニュースから読み解くSDGs(この半年の大きな潮目)
2.SDGsとは何か
-SDGsの目指すもの(新たな産業、金融覇権)
-SDGsの全体像(グレートリセット)
3.SDGsの潮目が変わる
-その原因
-その影響
4.SDGsの未来
-生き残るSDGsと縮小淘汰されるSDGs
-日本企業への示唆
5.質疑応答/名刺交換
社会変革アーキテクト ビジネスクリエーター 経営コンサルタント/〜2008年 アクセンチュア(株) 統括エグゼクティブパートナー(通信)/2009年〜(株)ICTソリューション・コンサルティング 代表取締役社長(現職)/(株)デジタルイノベーション研究所 代表。
2002年 アクセンチュアグローバルよりQVS大賞受賞(グローバルベストコンサルタント)。長年に渡り、ICT業界(通信/IT/メディア)における各リーディングカンパニーの事業転換戦略、サービス開発、BPR戦略、及び事業構造転換(チェンジマネジメント)を支援。ICT戦略を通じて、各インダストリ(製造/流通/公共等)のイノベーションを支援。従来の業種別事業戦略から、業種横断的バリューチェーン戦略への転換を提言。伝統的なコンサルティングサービスに飽き足らず、イノベーティブなコンサルティングサービス(クロスインダストリ/ICT活用/仮説検証/対話型)の実績と更なるチャレンジ。近年は、総務省/文科省/経産省等への政策提言、及び、経営コンサルティング会社(国内外)/シンクタンクへのコンサルティングを実施。
【主なクライアント】大手通信会社大手IT会社へのコンサルティング、大手コンサルティングファーム、大手シンクタンクへの幹部教育、コンサルティング、政府への政策提言他多数。